検索窓
今日:24 hit、昨日:16 hit、合計:87,556 hit

○34 ページ34

「え、じゃあレッスンとかどないしてたん?」
「レッスンは自分で習いたい人探して受けに行ったり社長直々にやって貰ったり。あとは仕事で……ですね!」


私は事務もやってたんですよ〜という話はかなり有名で、あとたまにテレビ局の派遣スタッフも担当してたなんて話。


「最近やっとマネージャーさんがついて!本格的に女優になったなぁって気分ですね」


体制の整っていない会社に入ってしまったのだから仕方ない。
揉まれて揉まれて、それでもなお立っていられる人間だけが世界で生きていられるのだ



「交友関係めちゃくちゃ広いんやね」
「どうでしょう?皆様優しいので娘みたいに可愛がってくださったり……」
「告白とかされたやろ」
「ないですよ〜」



恋愛、ってなんだろうか。
私は正直初恋をした覚えもない。
誰かに恋愛感情を抱いたという記憶が無い。
みんな好き、みんなずっと一緒ではなにかいけないのだろうか。


「……はあ。」


収録も終わり家に向かう車で考える。
マネージャーさんに「どうしたんですか?」と聞かれてしまうけれど、



「……ちょっと疲れちゃって。」
マ「ココ最近スケジュールハードでしたからね、息抜きしてくださいね」


「息抜き……」


マネージャーさんには積極的に休みを取ってもらってる。
明け方から日付変わるときは帰らせたり残ってくれる時は次の日休みにしたり。
自分でスケジュール管理は元々してたし。
でも私は休みらしい休みを過ごしたことはあっただろうか。



「休むって何するか知らないんだもん」



『お休みの日って何してますか?』



「……Aちゃんから連絡来た!!」

○35→←○33



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (72 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
329人がお気に入り
設定タグ:SixTONES , 松村北斗   
作品ジャンル:タレント
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:冬村 | 作成日時:2022年12月27日 7時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。