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○33 ページ33
｢家だ｣
……田中さんとご飯行って─────
｢やばい覚えてない｣
松村｢〜〜……｣
田中｢〜……｣
｢おはよう、ございます。｣
田中｢あ、起きた？今2時くらい。｣
松村｢おはよう。勝手に入ってごめんね。樹に呼ばれてさ。｣
｢ああ、いえ……それは構いませんけど、寝てないですか？｣
松村｢ん？気にしないで。具合は悪くない？｣
｢はい。｣
田中｢どうしよ俺タクシー呼ぼうかな｣
｢泊まられますか？｣
田中さんが困ったように笑う、変なことを言っただろうか。
田中｢……あんま男にそういうこと言うもんじゃないよ〜、北斗のとこ泊まらせてもらうね。起きた時不安になるかもって思って待ってただけだから｣
｢あ、そうか。｣
熱愛スキャンダル、困るよね。
そうだよね。
松村さんも田中さんも｢じゃあゆっくり寝なよ｣と言ってくれて帰っていく。
｢あの、今日のお金……｣
田中｢いーって。奢られときな？｣
｢……ありがとうございます！｣
田中さんも松村さんもなにか考え事をしているようだった。
何のの話をしてたんだろう。
私が聞くべきじゃないこと？
｢……SixTONESさんのこと、好きなんだけどなぁ。｣
それだけではどうも上手くいかないようだ。
私はきっと子供すぎるから
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作者名：冬村
| 作成日時：2022年12月27日 7時
