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京本「ええっ!!」
「あはは」
バラエティー番組で共演している京本さん。
軽音部のドラマは相変わらず好評で絶賛撮影中である。
「Aちゃん番宣あるんやろ?」
「そうなんです!私が主演を務めております!えっ、あっギターある!?弾きますー!!」
つい最近倒れたことも聞いていたらしい京本さんはちらちらと私の様子を伺ってくれていたようだった。
京本「元気そうでよかった」
「そうですね、マネージャー経験のある即戦力の方が私のマネジメント担当になってくださったこと、事務職が増えたことでこっちの仕事集中できるようになりました!」
京本「今までおかしかったこと気づいてる?」
「両方やれば役者業のギャラも事務の月給も入ってくるしまだできる人がいないなら私が道を作るだけです。」
なんと動画編集くんも雇ってくれたのだよ……
AA、タレント生活本格始動です。
京本「……強いなぁ。」
「褒められました?」
京本「うん、褒めたよ。」
「ありがとうございます!」
本当に、彼女は若いのに逞しい。
つい最近倒れたばかりだと言うから一応心配はしてしまう。
というよりもSixTONES全員でご飯に行くことなんて滅多にないのに行ったのは
前々から彼女の評判を聞いていて会ってみたかったから。
『礼儀正しくてスタッフから人気絶大の新人女優の子』
みたいな噂はジャニーズ事務所のみならず色々な所へ届いていた。
「京本さん、ありがとうございます、これからも私は頑張りますよ〜!!」
京本「うん、頑張りすぎないでね。」
……惹かれるんだよなぁ。
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作者名:冬村 | 作成日時:2022年12月27日 7時