｢あっ｣という間に君が好き (ページ20)

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○20 ページ20

｢なんか、お兄ちゃんできたみたいで楽しいです｣
松村｢お兄ちゃん……か、うん。楽しいならいいか。｣
ジェ｢Aちゃん焼けたよ～｣

うまぁ……♡という気持ちになるのは仕方ないこと。肉は美味い。
またまた松村さんのベッドを借りてしまった。
倒れた時の記憶がない……から、知らぬ間に寝てたらしいという感覚。
さすがに倒れるほど根詰めたのはダメだな。
無理しない。急募求人載せたし面接とかは任せる。
タレントはいなくても私のスケジュール管理してくれる人をください……。
あと私がタレント業に集中したいかな。

｢実は私、体丈夫じゃないんですよね。｣
松村｢……うん。｣
｢母も体弱いので遺伝ですね。少しだけ年の離れた弟の学費を工面してあげたいんですよ。医学部行きたがってるので。｣

そう、だから私は稼ぎたい。
父は他界してるから仕方ないのよ。
大学は私は興味なかったし。
女優とかって顔を表に出すからプライベートが無くなる代わりに仕事が増えれば増えるほどお金の金額が違う。
でも税金とか色々あるし…

｢おいしい～！！｣

ジェ｢それ酒だよ｣

｢え！飲みやすいですね！｣

ジェ｢チョコミルクみたいなやつ。甘いの好きなんだね｣

｢うん！美味しい～！｣

松村｢お酒入ると子供っぽくなるよね。｣