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｢きもちわる……｣
頭ガンガンする、ここ、どこ……ベッド……？
誰の家？昨日の夜何したっけ？
松村｢あ、起きた？｣
｢ひゃあ！！！｣
田中｢おー、デケー声｣
ジェ｢気分どう？｣
｢ちょっと気持ち悪いです｣
京本｢水と薬買ってきたから飲んでー。｣
｢醜態を晒し、挙句にベッドをお借りして申し訳ございません！！交通費とシーツのクリーニング代、料理代その他諸々ご請求ください……！！｣
落ち着いて来てだんだん頭が冴えてきた。
自分のした事が恐ろしい！！
｢何卒……よろしくお願い申し上げます……。｣
松村｢いいって。大丈夫、昨日楽しかったし。ね？｣
田中｢俺らでよかったよ、あんま人前で飲まないようにしなきゃダメだよー。｣
｢ええそれはもう肝に命じます……。｣
高地｢でもAちゃんふつーにしてて面白いのになんであんな丁寧なの？｣
｢……それは、社長にこの世界で生き抜くには全人類に好かれる努力をしろと。｣
森本｢そういう教育方針かー、まあでも実際そうだよなぁ、新人は立っとけ！みたいな風潮あるある｣
｢そうですね、私は事務兼女優として採用されてるので……事務ではもう後輩もいますが女優としてはまだまだの身でして……。｣
京本｢YouTubeのチャンネル登録150万いってんのに？｣
｢私の知名度は出れたCMが良かったからたまたま跳ねただけ、私としての実力はまだ到底誰の足元にも及びません。これからの身です。｣
松村｢えらいね。いつも頑張ってるんだね。｣
｢……ありがとうございます。お邪魔してしまってすみません！楽しかったです、ありがとうございました。｣
松村｢あ、待ってどこ住んでる？もしまた飲む時があれば。｣
｢あ、ここの……上ですね……｣
｢｢｢まじ！？｣｣｣
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作者名：冬村
| 作成日時：2022年12月27日 7時
