高校生女子No.1セッターがいるらしい 【ハイキュー】

稲荷崎 ページ8

1日目AM8:30

今から試合があるから第3体育館にいる

第1体育館では烏野VS青葉城西
第2体育館では梟谷VS音駒
第3体育館では白鳥沢VS稲荷崎

これを1日ずつローテーションさせて行う
今回は烏野と梟谷と白鳥沢が上手く分かれたから私1人で2つのチームのマネジメントをしなければならない
向こうのチームに挨拶しに行くか…



『今回白鳥沢と稲荷崎のマネージャーします天野Aです
よろしくお願いします』



侑「A、俺の事覚えとる？」



『覚えてるに決まってんじゃん』



治「え、知り合いなん？」



『え、侑が2人！？』



侑「言っとらんかったっけ？俺ら双子やねん」



え、めっちゃそっくりじゃん



『それ早く言ってよ
声掛けて間違えてたら嫌じゃん』



侑「すまんすまん
で、こっちが治」



治「よろしくなー」



『治ね、よろしく
あ、皆さんドリンクの好みの濃さ教えてください
皆さんがアップとってる間に作ってくるので』



侑「俺濃いやつー」



治「俺もー」



角「俺は薄くていい」



北「俺も薄いので頼むわ」



大「俺普通で」



尾「俺濃いやつで」



銀「俺普通がええ」



赤「俺薄め」



『了解です！』



侑(あいつ今聞いたので全部覚えたんか…？
結構なスピードで注文しとったんやけど…)





「さすがに2チーム分はキツイな…」



白鳥沢のメンバーの好みは知ってるし、毎日作ってるから作るのは簡単だ
作ったのはいいが……重すぎて持って行けない
しょうがない、少しずつ持ってくか…



角「半分持とうか？」



『あ、稲荷崎の……』



角「角名倫太郎」



『何年生ですか？』



角「2年」



『良かった同い年か……で、持ってくれるの？』



角「うん」



『じゃあお言葉に甘えて』



倫太郎の力を借りて1回で持って行くことができた



侑「何、もう仲良くなったん？」



『ドリンク運ぶの手伝ってくれたの
ありがとね、倫太郎』



角「またなんかあったら言って」



『うん』



全(あいつが面倒くさがらず自ら手伝うって珍しいな)



『あ、 ドリンクの味どうですか？
口に合わなかったら作り直してきます』



口に合わなかったら申し訳ないからね



侑「凄っ
めっちゃちょうどいい」



北「いつものより美味いな」



『良かったです
白鳥沢の方行くので何かあったら呼んでください』

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