3.不動明王との出会い【ヒサメ、シディ】 ページ3
【カレコレ屋の近くの街】
ある日異宙の住人・マンティコアとケルベロスの群れが突如襲ってきた。
近くにいた人たちは逃げている。
シディ、ヒサメ「危ないですからこちらに避難してください!!」
人が皆その場所からいなくなったその時だった。
「お父さんお母さんどこー?!」親とはぐれた一人の女の子が非難し遅れていた。
シディはとっさにその女の子を助けようとしたその時、一匹のマンティコアが後ろから襲い掛かってきた。
「シディ、危ない!」ヒサメが守ろうと走り出した時だった。
「仕方ないですねぇ…。私も手助けして差し上げましょう。」1人の男がいつの間にか二人の目の前に現れ、マンティコアを真っ二つにしてしまった。
その後、彼がマンティコア、ケルベロスの群れを次々と切り倒していった。
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〜マンティコア、ケルベロス襲撃騒動の後〜
【カレコレ屋の前】
シディ、ヒサメ「さっきはシディ(俺)と女の子を助けてくれてありがとうございます。」
???「構いませんよ。あなた方だけでは戦力不足かと思いまして、私にも何かできないかなと思いましてね。」
ヒサメ「そういえば、名前を言ってませんでしたね。私はヒサメと言います。」
シディ「俺はシディだ。」
不動明王「私は神の十傑が一人、鬼神(おにがみ)・不動明王と申します。以後お見知りおきを。」
ヒサメ「ここで話すのも何なのでどうぞお入りください。」
不動明王「かたじけない。お邪魔します。」
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【カレコレ屋のなかにて】
不動明王「なるほど、あなた方はカレコレ屋をしながらトッププレデターという組織を追っているのですね。…面白い、私も少しの間だけ手伝わせてください。」
ヒサメ「イヤイヤ、とんでもないです!不動明王さんにカレコレ屋の手伝いをしてもらうなんて…!」
不動明王「そうですね…。では依頼として、カレコレ屋の手伝いをさせてください。我々も何でも屋的なことをしているのでお役に立てるかと」
ヒサメ「…(この人を仲間にして大丈夫かなぁ…?)。あの、もう一人カゲチヨっていう仲間がいるんですけど、そいつにも相談するので待っててください。」
時はさかのぼって、一方カゲチヨもマンティコアとケルベロスの群れに苦戦していた。
その様子を上から見ていたのは…。
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作者名:シーアツ | 作成日時:2021年2月5日 2時