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「A〜〜〜！！！」
「わっ！」
凛のところへ戻ろうとしていた時
急に後ろから誰かに抱きつかれた
その正体は...
「紫耀くん！」
「いぇーい！1位やった！！」
「うん。見てた！」
「まじー？なあかっこよかった？俺。」
「うん。かっこよかった！速かった！」
「へへへ」
自分で聞いたくせに照れてる紫耀くん
「なんで照れてんの？どうせみんなからキャーキャー言われてんでしょ紫耀くんは」
「いや、Aからのは格別や。いっちばん嬉しい。」
「え、」
「Aが勝ってねって言うから勝った。」
「...ふーん」
「あ、照れたな〜？」
「照れてないもん。」
「かわええなあ照れちゃって。」
「紫耀くんだって照れてたじゃん。」
「あ、認めた。」
「もう嫌い」
「あはは！ごめんて。Aが可愛かったからつい」
「それで許されると思ってるでしょ。」
「ほんまのこと言っただけやし。」
紫耀くんは照れるようなことをさらっと言ってくる
ほんっとに心臓もたないって。
「あ、そういえば...」
「ん？」
「あーいや、なんでもないや。」
「え、なに。気になるから言って！」
「いや、なんもない。」
「なくないでしょ。」
「言うこと忘れたわ。」
「はー？うそつきだ。」
「嘘なんてついてませーん。」
と言うと同時にデコピンをしてきた紫耀くん。
「いったあ！なにすんですか！！」
「しつこいからや。」
仕返しをしようと思うけど
紫耀くんは上手く交わしてなかなか攻撃できない
「ははっ全然届いてないやんA」
「ちょっと、止まってよ」
「嫌に決まってるやん。」
「もう！！わっ！」
と、木の幹につまづいてよろける私
そんな私を紫耀くんはいとも簡単に抱き上げた
「危ないなあ。だからやめときって。」
「うっさい。てか、おろして！」
「はいはい」
もう、全部紫耀くんペースだ。
悔しい...。
と、周りが急に騒がしくなった。
女子がキャーキャー言ってる
私と紫耀くんは状況が理解できず2人してキョロキョロ
すると校庭で女子の手を引きながら走る男子を見つけた。
「あ、借り物競走だ！」
「借り物競走？」
「そう！あれだよきっと。お題、好きな人だったんだよ！！やばーい！！キュンキュン！！！」
「なんやそれ」
「漫画みたいじゃん。キュンキュンだよ！！」
テンション上がりまくりの私
そんな私に紫耀くんがふと聞いた
「Aは、いるん？好きな人。」
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Next - 続きが楽しみです！更新、頑張ってください！！ (2019年7月28日 18時) (
レス) id: cf1942b956 (このIDを非表示/違反報告)
千晃(プロフ) - ＃かのんさん» お返事遅れてすみません、ありがとうございます！！更新遅くてほんとすみません、、 (2019年1月19日 18時) (レス) id: 541a949c76 (このIDを非表示/違反報告)
＃かのん(プロフ) - 最近、元彼の平野くんを発見して、おもしろくてキュンキュンしたので、先輩。も読まさせていただいています。紫耀くんと廉くんのライバル感というか、お互い素直になれない不器用さが大好きです。更新頑張ってください。応援しています。 (2018年9月10日 20時) (携帯から) (レス) id: f71de401a4 (このIDを非表示/違反報告)
千晃(プロフ) - ★ＭＩＫＡ★さん» 頑張ります！ありがとうございます！ (2018年8月13日 7時) (レス) id: 541a949c76 (このIDを非表示/違反報告)
千晃(プロフ) - めいなさん» ありがとうございます！ (2018年8月13日 7時) (レス) id: 541a949c76 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：千晃
| 作成日時：2017年12月20日 1時
