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葛葉「そう、っすか。あー、じゃあ、まあこれからどうするか考えますか?」


『はい、そうですね。ところでなんですけど、葛葉さんって年上ですよね?』


葛葉「そりゃまあ、そうでしょうね。」


『ですよね。敬語じゃなくていいですよ。』


葛葉「はあ!?」


『いや、だって敬われることしてないし。』


葛葉「あー、じゃあ、お互い敬語外す感じでどうっすか?」


『いいんですか?』


葛葉「いいっすよ。・・・・・あー、いい、よ?」


『じゃあ気楽に喋れそうだね〜。』


葛葉「変わらんだろ。」


『いや変化が大きすぎるんだが。』


葛葉「そりゃ敬語とタメの差はでけえだろw」


『ため、は敬語じゃないこと?矛盾してんじゃん言ってること。』


葛葉「そ。やっぱ頭いいねー、Aさん。で、どーすんの?これから。」


『どーするもこーするもないよ。とりあえずどうしたらいいと思う?』


葛葉「いや、俺に聞かれてもそんなこと知らねーし・・・・・」


そう言いながらも顎に手を当てて考える葛葉さんはなかなか絵になる。


かっこいいな。


・・・・・・・・・かっこいいな?


まあ、かっこよくはあるのか。見目麗しい、って言い伝えにも書いてあったしかっこいいのは当たり前だよね。うん。


葛葉「あっ!!」


『びっくりした!なに!?』


葛葉「俺がなんでこんなに綺麗な服着れてんのか知りたい、って言ってたよな?」


『いや、それは人間に変身できるって聞いたから解決したけど・・・』


葛葉「でも、どうやって行くのかは言ってないじゃん?」


『飛ぶんじゃないの?』


葛葉「はっは〜、それが違うんだよなぁ!」


『え、どうやって行くの?てか敬語じゃなくなった途端めっちゃ喋りやすそうだね。』


葛葉「Aさんと話すの慣れたし。やっぱ敬語って使い慣れねーから喋りにくかった。」


『そうなんだ。で、どうやって行くの?』


葛葉「この洞窟はな、町への近道になってんの。」


葛葉さんは、いたずらっ子のようにニヤリ、として言った。

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Asuna(プロフ) - Eryngiumさん» Eryngiumさん、ありがとうございます!これからも頑張ります!! (11月27日 7時) (レス) id: ef68d1b102 (このIDを非表示/違反報告)
Eryngium(プロフ) - 完結おめでとうございます!心理描写がとても丁寧ですごく読みやすかったです。これからも活動を応援しています!! (11月27日 0時) (レス) @page22 id: 663ca84b4d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Asuna | 作成日時:2023年11月24日 19時

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