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不埒なアイドル ページ5




「……っぁ?!」



思わず頬を抑えて固まる私に
悪戯っぽく笑う丸山さんだけが映り込む。



「…ま…る山さ…」

村「すまんなぁっ!!コイツ酔ぉたら見境ないから!ほんま、もー このアホしばいたって!!」



私から剥ぎ取るように
村上さんが丸山さんを雑に引き離すと



丸「むふ〜〜 信ちゃんもチュ〜〜」

村「やめぇ… ンッ」



今度は村上さんに絡みついて
無理矢理ブッチュ〜っと唇に吸い付いて



村「ええ加減せぇ!せやから家帰れ言うたやろっ」

丸「だぁってぇ〜 まだ1人になりたないねんもん」



口を尖らせて村上さんの肩に
人差し指でのの字を描いて可愛いく上目遣い。



村「可愛ないわ(笑」

丸「ぁん、痛い〜」



いや、いや。
十分可愛いと思いますけど




村「あ。自己紹介まだやったな」

「関ジャニ∞の村上信五さんですよね?」


村「おー よぉ知ってくれてるやん」

「知ってますよ、当たり前じゃないですか」



丸「当たり前…」



村「ほいで?二人はどう言う関係や?呑み仲間か?」

「いえ、お会いするのが今日で2度目です」


村「はぁ?!そら、お前、馴れ馴れし過ぎるやろ!」

丸「そぉ?挨拶やん?」



惚けた顔して
グラスを掴むとゆっくりと横目で



丸「 村上君の事は知ってて当たり前やねんなぁ…」



ボソっと何かを呟いて
クッとロックグラスを勢いよく飲み干したら



「え??何か言いました?」

丸「ん〜 なぁーんも」



残った丸い氷をクルクル回して
指先に付いた水滴をチュプっとやらしく舐め取る。



そんな瞳でコッチ見られたら
恥ずかしくて息が詰まりそうなんですけど



「ぁ、先日は色々ありがとうございました。あれからお仕事見つかって頑張って働いてます」

丸「おぉ!良かったやん!どんな仕事なん?」



「え? え…っと」



仕事の口外はするなって
叔母さんに厳しく禁止って言われてて…



村「言いたなかったら言わんでええよ」

「いえ、あの…」


丸「えー なんでぇ?言えんような仕事なん? はっ! まさかセクシー・・女ゆぅ・・」

「いや、もう三十路ですよ?!無理でしょ(笑」


丸「いっやぁ〜 ほら、よぉあるやん?地味なコが夜は大胆な女豹になってまうやつ、なっ?信ちゃん」

村「あるな。ベタなやつ。あれも立派な職業やで?」




「だから、違うってばっ!!」




なんで恥じることなく
平然とアイドルがこんな話してんのよ…



甘い投げキッス→←溶ける様な笑顔



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設定タグ:関ジャニ∞ , 丸山隆平 , 村上信五   
作品ジャンル:タレント
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宇宙猫(プロフ) - 飛鳥さん» いやーワクワクするよ、そして飛鳥しゃんぽいよ。タピオカ社畜に爆笑しました。無理せずにでも、期待← (2018年10月30日 21時) (レス) id: 9f84438d6d (このIDを非表示/違反報告)
飛鳥(プロフ) - 宇宙猫さん» こんばんは(^^)こっそり始めてしまいました(笑) あまり、ぽくないかもしれないけれど頑張ります(*´ω`*) (2018年10月30日 20時) (レス) id: ea144c57e9 (このIDを非表示/違反報告)
宇宙猫(プロフ) - 待ってました!ちょー楽しみでーす! (2018年10月30日 20時) (レス) id: 9f84438d6d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:飛鳥 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/asuka8/  
作成日時:2018年10月27日 21時

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