心の拠り所 (ページ21)

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増田side
あれから俺は櫻井先生の所へ戻った。
増田「兄貴……」
櫻井「うーん、どこから行こうか……まずはお話し聞かせてくれる？」
増田「頷く」

俺は兄貴に言われ今までの経緯を話した。

櫻井「あらら……そっか、とりあえず今は自分の心を落ち着かせて、ね？心が落ち着くまで整理がつくまで待つから。」
増田「うん……」
すると、そこに

？「櫻井先生！」
櫻井「おぉ、山田先生どうした？」
山田「今、僕のところに1人患者の方が来たんですけど、先生の所にいる増田さんという方に会いたいと。」
櫻井「！それ、どんな人？」
山田「えっと……星羅愛って所の人だって。年は結構小さかったから小学生か中学生くらいですかね……名前は手越さんって」

手越、？なんで……

櫻井「増田、どうする？」
増田「……会います、」
とりあえず手越に会ってみることにした。何か大事な用件があるのかもしれないし……

増田「手越、？」
手越「あ、まっすー！！」
増田「な、なに、？」
手越「あ、あのさそのー、のんちゃんとあっくんから伝言があって……」
増田「望と照史？」
手越「うん！なんか酷いこと言ってごめんってちゃんと変わろうとしてるのは伝わってるから安心して！って」

あのこと気にしてたんだ……
増田「ん、ありがと」
手越「うん！いつでも帰ってきてね！皆待ってんだから！いつもの増田さんが好きなんだから(照れ)」
増田「ふふっありがと」

櫻井side
良かった……手越くんのお陰でちょっと笑顔が見えた。これなら少しづつ話とか聞いていけば大丈夫かな……

望side
まっすー大丈夫かな……てか手越はほんまに伝えてくれたんかな？笑
手越「ただいまぁ！」
望「お！おかえり！ちゃんと伝えてくれた？」
手越「うん！」

良かった……伝わったんやな

増田side
手越のお陰で皆の気持ちも知れたしちょっと可愛い手越も見れたし？笑良かった……少しだけだけど気が楽になった。

増田「先生ちょっと気、楽になった！」
櫻井「(顔を見つめ)うん、大丈夫そうだね！」
増田「やっぱり戻ろうかな笑あ、でも……」

突然、増田の顔が暗くなった
櫻井「どした、？」
増田「今、戻ったらアイツらから逃げてきたのにまた会っちゃうかも……」
なるほどな……その可能性は高いどうしよう、

増田「もう、アイツらに色々言われるのは嫌だ、」
櫻井「俺も増田が傷つくのは嫌だな、」
増田「うん……」

これからどうしよ……何かいい方法は無いかな？

※山田くん出てくるの遅れてすみません！