心の拠り所 (ページ17)

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小瀧side
あの日まっすーが俺らに伝えてくれたお陰で、まっすーのことも気をつけて見れるようになった。って言うても全然頼ってくれなくて倒れることがようあるけど……(苦笑)まっすーほんまに大丈夫なんかなぁ、

照史「望？どした？えらい考え込んでるやん。眉間にシワよっとるで笑笑」
小瀧「あぁ照史いやちょっとな……」
照史「なんやなんや？いつもの望やないやん？ほんまにどした？」
小瀧「いや、まっすーがさ？ちょっと心配なんよ」
照史「あいつな〜過去のこと打ち明けてくれたんはええんやけど全然変わっとらんのよな〜」
小瀧「せやよな……」

すると突然後ろでガタッと音がした。振り返ると……まっすーが泣きそうな顔して立っててやってしもた……まっすーは何も言わずに家を飛び出してしまった、
小瀧&照史「！まっすー！！」

増田side
ショックだった……俺自身は頑張って変えようと努力してるつもりだったのに変われてないんだ……あの日以来、先生と星羅愛のメンバーだけは信じてもいいかなって思って信じてるつもりだったけど、それもちゃんとは信じれてなかったのかも……
ふと誰かの足音が聞こえて振り返ると……昔、俺をいじめてた奴らが公園を通り過ぎて行った。

増田「はあっはあっ……あいつら、まだこの地域にいたんだ、やだ、もう1人は嫌だ、っ……」

俺は過呼吸をおこして苦しいまま意識を手放した。

小山side
仕事ちょっと長引いたな……あ、小山慶一郎ただいまアナウンサーとしての仕事が終わって帰り途中です。
あれ？誰か倒れてる！
小山「大丈夫ですか！？ってまっすー！？なんでこんな所に、？」
俺は焦りながら必死にまっすーを抱き抱えて家へ帰った。

小瀧side
まっすーが飛び出してしまってから探そうとしたんやけど他の子が体調悪くなって検査せなアカンくなったのとちょうどお昼時で照史がご飯を作らなアカンってことで、まっすーを探しに行けんくてもやもやしてたら小山がまっすーを抱き抱えて帰ってきた
小瀧「まっすー、どないしたん！？」
小山「わかんないけど公園で倒れてて……何があったの？」
照史「え……俺のせいや、」
小瀧「俺も悪いことした……」
小山「ちょ、ちょっとちょっと！分かんないからちゃんと説明して？」

俺らはおきたことを小山に伝えると小山が悲しそうな顔をしてまっすーの頭を撫でた。
小山「まっすーはね、変わろうとしてるの。でも、わかんなくなってるから助けてあげよ？」
小瀧&照史「おん、せやな！」