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ファイルの中には司法解剖の結果と、退職願のコピー等が入っていた。
"僕の夢は警察官になることでした。
警察官とは
━━━正義
ビルの屋上に来た。
「ここから落ちたのか？」
「司法解剖の結果にはあまり高くない所からの転落、とあります。」
『つまりここから落ちてない。一番ありえるとしたら階段ですよね。』
あそこは高くないけど壁の高さ的にも頭から落ちる可能性が高い気がする。
低くても頭から落ちれば気を失ったり、あるいは打ちどころがわるければ死ぬことだって十分にある。
「はぁ…やっとついた…」
「はい陣馬さん降りるよー。」
「はぁ！？」
陣馬さんがゼーゼー言っている。
かわいそうに…。
結局4人かがりでもあまり情報は得られなかった。
伊吹さんが志摩さんにまた電話をかける。
「事故だった。でも一つだけわからなかった。」
「降参？」
「こーさん。志摩ちゃんさ、最後に香坂にあって、なんて言ったの？」
伊吹さんがスピーカーにしてくれた。
「屋上にも、退職願書いてるときも。俺はどっちにも行かなかった。最後にかけた言葉は、自分のことは自分で決めろって。」
「始末書書いてる時にメールが来て、うちの屋上で一緒に飲みませんか、志摩さんの好きなお酒用意して待ってますって。こっちは書類で忙しくしてるのにふざけんなよって。無視した。でも、あの時に屋上行ってたら、あの時声をかけてたら、もっと俺が早くあいつの異変に気づいていたら。おれは全部のスイッチを見逃した。もう何度も何度も何度も何度となんっども後悔した。」
志摩さんが話していると、急に伊吹さんが飛び起きる。
『わっ！』
そして肩を掴んでゆらしながら、私…というか私達二人に「ねぇ香坂が死んだ日って6年前のタコの日だよね！？」と聞いてくる。
8月8日…タコ足の本数とかけているのか…？
ってそんなことはどうでもいい。
『そうですね…。』
「Aちゃん、通信司令塔にお友達とかいない？」
『あ〜……。』
おじさんは居るんだけどおじさんものすごく怖いんだよなぁ……。
伊吹さんみたいな人と合わせるのが不安だなぁ……。
まぁ多分大丈夫でしょ…。
『まぁ、叔父が…。』
「ナイスAちゃん！早速行こう！」
そう言って伊吹さんは勢い良く階段を降りていく。
そんな勢いよく行ったら落ちてしまう…！
『伊吹さん…！』
咄嗟に落ちそうになっていたので手をつかむ。
「あっぶねぇぇ〜…！！」
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まい - 次の更新楽しみにしてます！！とても読みやすくて早く続きが気になります！！ (2021年7月20日 4時) (
レス) id: 053dd774f2 (このIDを非表示/違反報告)
nartosasuke1010(プロフ) - 名字が変換出来ないので(名字)ちゃんになってます！ (2021年4月24日 16時) (レス) id: d944f1cd48 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：チーズケーキ | 作成日時：2021年4月7日 0時
