19、またもやinバス ページ22
それからすぐに戻った。
相「光熱さん、状況説明お願いします。」
『はい、わかりました。
悟達ありがとうね、わざわざ来てくれて、
お礼と言ってはなんだけど、私が高専まで飛ばしてあげようか？』
パ「どうしてだよA」
『いや、悟の残影が残ってるから、嫌かなって』
禪「ウゲ、マジかA頼んだ」
狗「しゃけ」
五「え、もしかして皆僕のこと嫌い？」
七「A、」
『建人もありがとね、今日は帰れそうにないから、明日、』
七「明日待ってます」
『うん』
『よぉ〜し！皆飛ばすよ！私に触って、
ありがとうね！』バｯ
五「置いていかれた？」
『さっさと帰れ』
五「Aが1人で爺ちゃん達相手すんの？」
『…黙って待ってろ』
五「はぁ〜い♡」
『すみませんお待たせしました』
相澤先生と塚内さんに状況説明をする。
呪詛師絡みは間違いないこと。
特級もいたこと。
とりあえずＵSJ内の呪霊は祓ったこと。
相「ありがとうございます、お疲れ様でした。
あの、俺の怪我は、」
『あ〜！反転術式ですよ、詳しく説明したら逆にややこしくなるので詳しくは言いませんけど、
治癒みたいなもんです！まぁ実際治癒ができます！』
塚「…すごい、呪術師全員できるんですか？」
『いえ、できる人は少ないですね、
その中でも他者にできる人はもっと少ないんですよ。』
『相澤さん、一応検査受けてきてくださいね！』
相「はい、ありがとうございます。あの、生徒達お願いしてもいいですか？
バス乗って教室で待機させといてくれればいいので。
しばらくしたら代わりの先生が行くと思うので、」
『はい！わかりました！お任せください！』
頼られたことが嬉しかった。
最推しってのもあるが、あの相澤先生が大好きな生徒を私に託したのだから。
少しは信頼してもらえたのだろうか。
『はい！皆聞いて！１年Ａ組はとりあえず教室で待機となったから戻るよ〜！
バス乗って！』
『恵帰るよ〜』
五「あれ僕は？」
『不審者は先に行っといて』
五「えぇ〜僕皆とお喋りしたぁ〜い！」
『キモい無理、ってことでよろしく頼んだ！』
飯田君に目配せすると飯田君はすぐに指示を出し始めた。
皆もその指示に従いバスに乗り出す。
私も恵と乗る。悟を置いて。
帰りのバスは静かだった。
流石に誰も喋れないよな、
ヒーローが嫌いな恵はそんな空気を読まない。
伏「影山さんなんでそんなにボロボロなんですか、」
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作者名：莉央 | 作成日時：2023年8月24日 13時
