13、ＵＳJ ページ16
原作ではＢ組についてわからなかったが、
ＵSJでの訓練は翌日の予定だったそう。
そんな裏話が聞けるなんて！
昨日の雰囲気を悪くさせてしまったことに対し謝罪を入れ、
今は相澤先生と今日の日程について話している。
相「ですので、今日と明日は、午前中呪霊討伐、午後から救助訓練の護衛をお願いします」
『はい、わかりました！では本日もよろしくお願いします！』
午前中はまた恵とデートである。
『恵昨日ぶりの「デートですね」…………¿℃℉§™‥‡°√⁉™��_&|℃℉¤×√∆µµ※』
伏「……日本語喋ってください」
いつも通りの声色なのに耳まで真っ赤の恵。
何その顔…。
かわよ、
え、尊。
『恵耳まで真っ赤にして可愛いね、恵も任務中に冗談言ったりするんだね』
前世と今世で死にものぐるいで獲得したスキル、ポーカーフェイスが発動中。
ありがとうポーカーフェイス。
伏「昨日で2級以上のは祓ったんで、ちょっとぐらい楽しんでもいいかなと」
『あらやだ可愛い！そうね恵！デート楽しもう！』
どこぞの夢女じゃないから好感度のバロメーターなんて見えないけど
恵は私に対する好感度高いと思う。じゃなきゃこんなこと言わない。
恵がこんなこと言うなら芽生えているであろう私に対するその感情。
どうかしまっていてほしい。
ごめんねハッキリしない奴で。
恵は初めからそう言われるのをわかっていたかのように
平然とした顔で「行きましょう」。
ごめんね。
こうなるから逆ハーは嫌なんだ。
もちろん好きだ。
でもそれが、推し＝付き合いたい人、となるわけではないのだ。
おこがましいと思ってしまう。
この世界に転生した以上、付き合っても全然いいのだろう。
でも、私の気持ちが追いつかない。
この世界に来てからの1番の難点である。
、
飯「バスの席順でスムーズにいくよう番号順で二列で並ぼう！」
はい、可愛い。
あのまま呪霊を祓って祓って祓いまくってやってきた地獄のようで天国の時間。
皆助かるからね、デク君と相澤先生の大怪我も私が未然に防げばいける。
余裕だ。死柄木達には逃げてもらおう。
ヒーローには、
後ろ盾がいるっぽいし、狙いはオールマイトだから適当に泳がせとけばいい。
的なこと言っておけばいいんじゃね？アウトかな？
inバス
席が空いてないから恵と出入り口付近に立つ。
席ジャストかーい！あ、轟君の横空いとるやん。座りたい。
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作者名：莉央 | 作成日時：2023年8月24日 13時
