11、その話 ページ13
入り口からＡ組。それに続いてＢ組も入ってきた。
後から先生方の姿も見えた。
(やっべーかわよ。めっちゃ可愛い！！ビジュがいい！ヤバイヤバイヤバイ！ゔぁー！可愛い！！！！)
内心荒れ果てていた。
『皆さんお揃いですかね？場合によっては長引いてしまうのでもう始めてよろしいですか？』
相「はい、よろしくお願いします」
緊張する〜！
『では、皆さん初めまして！
特級呪術師影山Aと申します！少々難しい説明も入ってくるとは思いますが、何卒よろしくお願いいたします』
伏「都立呪術高等専門学校1年、2級呪術師伏黒恵です。」
『皆さん！先日校長先生からお話があったとは思いますが、』
と話し始めた私の長い長い話。
校長が話してくれていた話をちょっと詳しく話して
等級のクラスタートントン的なことをして
今から大事な話、“その話”をする、
『皆さん長々話されて、こんがらがってる人もいるかと思いますが続けて話させて頂きます。
我々は護衛という任務で雄英に関わります。要は我々は仕事できました。
皆さんはヒーロー志望の生徒さんだとお伺いしております。
きっと正義感マシマシの善者なのでしょう。
呪術師とヒーローは真反対の存在です。
貴方方はヴィランを捕まえるだけ、
我々はヒーローでいうヴィラン、である呪詛師を殺します。
これは呪術規定に基づいたものです。貴方方でいうヒーロー関係の法律のようなものですね。
呪詛師ではなく呪霊でも、元人間の呪霊もいます。それも同様に祓います。
そもそも、呪術について話しているのは貴方方が「他言をしない」という校長先生の話をお伺いしたからです。
これは縛りです。貴方方がこの縛りを破った場合、つまり他言してしまった場合ですね、校長先生は呪われます。
縛りについて校長先生もご存知です。
これがどういうことだかわかりますか？
他言をした場合、貴方方は校長先生の信頼を裏切るということです。貴方方を守るために派遣された我々との縛りで呪われ、最悪死にます。
呪術に関して知っているのは、ヒーロー科1年と雄英の教職員の皆さんだけです。
話がそれてしまいましたが、我々は人を殺します。
仕事の邪魔をしないでください。
それを他言しないでくださいね。
縛りによって呪われるのは、縛りを結んだ校長先生のみ。貴方方はなんにもリスクがない。
腐ってもヒーロー。期待しています。
ご清聴ありがとうございました。』
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作者名：莉央 | 作成日時：2023年8月24日 13時
