9、祝、ご対面ツー ページ11
私達は主にヒーロー科1年生の護衛だそう。
え！うそ！やった！
何故ヒーロー科1年生なのか、
それは、
呪霊を祓うだけなら、どこかのクラスについておく必要はない。
だが、呪詛師とヴィランの接触も考えられるため、ヒーロー科。
何故1年なのかは、2.3年は仮免を取ってるため、ある程度戦えるから。
この世界に来て実感したけど、個性より術式の方が強い。
相澤先生の抹消は効かないと思う。思う。
、
てなことで、やってまいりました雄英高校！
広！高専のほうが広いけど、
『恵、絶対迷うよこれ。』
伏「……。ですね、」
文字ではわからないだろう。
恵の「ですね。」凄い語尾が強い！怖い！
怒ってる。
もともと、私達の嫌がらせなのに…。
『巻き込んでしまい申し訳ありません。』
伏「何言ってんですか、影山さんは悪くないでしょ。」
『それもそうですね。』
ビビり倒しながら門に近づくと
入口に居たのが校長先生。
かわよ〜！スモールサイズ！
校「突然のことでしたのに来て頂いて申し訳まりません。これからよろしくお願いいたします。」
『いえいえ校長先生！そんなかしこまらないでください！』
校「お言葉に甘えるとするよ、
早速で悪いけど、
ヒーロー科の1年生を今日の午後集めてこちらに公開出来る範囲で説明してほしいのさ！
彼らには一通り説明してある、
まず、呪霊の存在と増加の仕方、祓い方、被害について。
そして、呪術師は術式や呪具等を使って呪霊を祓うこと。
あと、呪術師が万年人手不足で急に抜けることもあるということ。
呪詛師と繋がりがある可能性がある。ということは彼らには内緒でお願いしたい。
あまり混乱させたくないからね。」
校長先生の説明を聞きながら校長室へ向かう。
校長室で構内の地図、生徒数、生徒と先生の個性、など資料を示しながら説明してくれた。
今日はとりあえず、午前中に構内の呪霊を祓う。
昼休みに教職員に挨拶。午後、生徒へ説明。
『あの、1つお願いがあるのですが、』
校「なんだい？」
『説明の際、できるだけ雄英に勤めている教職員の方も参加して頂きたいです。
授業等もあると思うので、あとからヒーロー科の先生からでも伝えて頂きたいのですが、』
校「構わないのさ！我々は雄英の教師として誇りを持っている。
誰も口外したりしないのさ！
午後の説明での話は、ヒーロー科の1年生と雄英の教職員のみの情報とする。」
頼もしいな、おい。
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作者名：莉央 | 作成日時：2023年8月24日 13時
