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耳「何か作戦ある？」
私と2人全力で首を振る。
耳「口田、虫を操る事は可能かどうかだけ教えてよ」
甲司君が親指を立てると、響香ちゃんのイヤホンジャックで岩をどかした。
口『「うあああああああ！！」』
私と2人全力で叫ぶ。
鬼だ。鬼だよ響香ちゃん。
耳郎響香「ごめん、怖いだろうけど先生が強過ぎる！他に思い付かないんだよ
あんたがやれりゃ勝てるかもなの！やれるよ！だってヒーロー志望でしょ！？
そんならクリアしようよ」
響香ちゃん耳!!
口「お行きなさい、小さき者どもよ！騒音の元凶なるその男討ち取るは今です」
耳「超喋るじゃん！」
『甲司君の虫達が襲った瞬間攻撃してカフスつける！』
それだけ言い残して、大回りしながらプレゼントマイクに近づく。
プ「なんだよタイムアップまで隠れてるつもりかぁ？…ん？
ぁぁぁああああああああああ！！」
近づく音に反応し、私の方に目を配らせた。
でも遅かった。
地中から虫達がプレゼントマイクの足を這い上がる。
エグいな甲司君。
絶対的敵にしないどこ。
虫達を見た瞬間羽も使って近づきカフスをつける。
「口田・耳郎・光熱チーム条件達成」
響香ちゃんを甲司君がお姫様抱っこしながらやってきた。
『甲司君プレゼントマイクの虫どかしてくれない？』
口「戻りなさい小さき者たちよ」
うんと頷いて指示を出した。
耳「光熱ナイス！口田もナイスだよ！！」
耳からでる血が痛そう。
『いや、虫だけで泡吹いて気絶してるからいらなかったかも』
耳「虫が強かった」
プレゼントマイクを放置するわけにもいかないので、
私がプレゼントマイクを持ち上げる。
『以外とガッシリしてる』
耳「いいな、先生、、」
『ﾊﾊ、いつでもするよ？』
耳「いや！それはそれで！恥ずい！！」
3人で話しながら戻っていたら、プレゼントマイクが起きて叫ばれ、耳から血が出た。
プレゼントマイクの声が聞こえたのか、相澤先生がやってきた。
相「口田、耳郎をばぁさんのとこつれてけ、
光熱どうした、試験のときは血でてなかっだろ、」
『あ、それは』
ちらりとプレゼントマイクをみると目が言わないで！！と言っている。
まぁ不可抗力だろうなと思い、
『試験のが遅れて、「…」嘘です、すみません。
プレゼントマイク運んでるとき、目を覚ましたプレゼントマイクに叫ばれました。』
プ「光熱〜〜！！！！」
その後はご想像におまかせします。
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作者名：莉央 | 作成日時：2023年7月8日 0時
