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耳「光熱。うち、声もビジュもビーターと比べたらあんま変わんないとおもう。
あと、ビーターに人気があるのは単にタイプってのもあると思う。
でも、うちは光熱のほうが好き。だから光熱自身を磨けばいい勝負できると思う。」
麗「お〜耳郎ちゃんのマジ考察」
ありがたいことに本当に今日の昼休み、私のためにクラスの女子と男子の殆どが学食を共にしてくれている。
切「んで、具体的にどーすんだよ？」
耳「体の方は光熱に頑張ってもらう。
問題はヒーローコス。
普段カッコいい光熱のかわいいヒーローコス好きだけど、勝負するならヒーローコスもかっこよくすべきだと思う。
なんか要望ある？」
『う〜ん、背中は開けてないと焦げちゃう。羽作るから』
私同様みんなも「う〜ん」と頭を悩ませる。
背中開けてるヒーローって前も開けてるけど、女だから鋭児郎みたいにできない。
耳「光熱。安心して、パワーローダー先生に聞いといた。」
！
準備万端すぎるよ響香ちゃん。
耳「できないなんて言えないから試してみてくれるって、
パワーローダー先生に背中は任せて後要望はない？」
『うん特にないかな…』
耳「じゃあコスはめっちゃかっこいいやつみんなで決めよ、」
そうして決まった私のコス。
下は、足の長さを強調させるため、黒のスキニー。
ジーパンじゃないよ、
上は裾が盛り上がったやつ。
白の。顎くらいまである。
語彙力ないななんて思った方はGoogle大先生に「呪術廻戦 乙骨優太」って聞いてね…。
耳「見た目は完璧。中身も偽らないでそのままで大丈夫だと思う。
あとは知名度。できるだけメディア露出する感じでいこ、まぁプロになったらの話だけど。」
『ありがとう！響香ちゃん！』
耳「…。うん！うち光熱のためなら何でもするから何でも言って！」
上「耳郎そろそろAに告白したりして、」
耳「やめて上鳴！光熱にリアコしないようにセーブしてんだから！」
上「その時点でアウトじゃね」
耳「だってもうリアコになったら、辛すぎてしんじゃいそうなんだよ！」
私のことこんなに思ってくれて嬉しいなぁ〜なんて、か考えてるとチャイムがなる。
『ほんとにありがとう！』
そしてみんな黙る。
うえぇぇ！
耳「光熱、イケメンなのに、笑ったら可愛いからズルい。」
そしてみんな席についたのである。
うえぇぇ！
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作者名：莉央 | 作成日時：2023年7月8日 0時
