番外編！出久君の質問に答えてみようのコーナー！ ページ27
⚠Aちやんの人見知りがなくなった状態にします！
中途半端なところに入れ込んですみません！
緑「光熱さん！」
体育祭後のとある日の朝、登校してきた私に1番に声をかけてきた。
『どうしたの？出久君』
緑「あの、朝から申し訳ないんだけど個性について聞いてもいいかな？」
どうやら要件は個性についてだ。
ノートとペンを持ってやってきた出久君の気持ちに答えようと思い、快く受け入れた。
出久君の気遣いで私は自分の席に座り、一通り荷物の整理を済ませた。
緑「あの、じゃあまず、改めて個性について教えてもらっていいかな？」
『うん、私の個性はプラズマで、自身の体温や摩擦熱、日光など、様々な熱をプラズマに変換する。プラズマは変幻自在だよ』
緑「キャパになったらどうなるの？」
『どうだろ？私にもわかんないや。さっきも言った通りいろんな熱を変換してプラズマをつくるから、なかなかキャパにならないんだよね。もしなるなら、高熱か、低体温症かなってかってに思ってる』
確かにその可能性が高いね、と相槌を打ちしているときも、聞いてるときも、質問しているときも、手は止まる気配がない。
すげぇ。
緑「光熱さんは、いつも手から剣とか弓とか出して、背中から羽を出してるけど、他のところからは出せないの？」
『出せるよ〜、ほら！』
と、小さい頃に試してできた、猫耳と猫ひげをだす。
尻尾もできないことはないが、ズボンが焼けてしまうのでやめた。
緑「わぁ！すご「かわいい！」？」
出久君と声のする方を見るとお茶子ちゃんがこちらに向かってきて、
頬を赤らめ胸の前で手をぎゅと握り「かわいい！」と言ってくれた。
『あ、ありがとう！』
いつの間にかお茶子ちやんの声で皆がこちらを向いていた。
恥ずかしくなりすぐにプラズマを消そうとした。
だが、それは遅かったのである。
ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ
相澤先生のご入場だ。
こちらを見た瞬間目を赤くし私のプラズマを消した。
(まずい)
出久君もそう思ったのか、すぐに
緑「せ、先生！あの、これは、違くて！あの、光熱さんは、僕の質問に答えてくれてただけで！」
と言ってくれた。
相「はぁ、まぁ、お前らがおふざけで個性を使うとも思えない。次はするな。」
そして、いつも通りの学校生活が始まったのである。
、
ファンクラブ代表、峰田実に猫耳猫ひげの写真を撮られ、拡散されたのは言うまでもない。
瀬「Aの個人情報が心配です。」
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作者名：莉央 | 作成日時：2023年7月8日 0時
