18、 ページ21
両手を前に伸ばし後退する電気。
ニコニコしながら電気に近づく私。
これで地獄絵図の完成である。
壁が背中について焦りだす電気。うける
瀬「はい！ストップ！もう終わりね、Aも、分かってて着たんだから、わざと上鳴いじめてやんなよ〜」
止めにはいった範太の言葉を聞き調子に乗った電気。
上「は！お前分かってて着たわけ!?なんだよA、もしかしてお前ツンデ『ドン！』……」
調子に乗った電気を拳で壁ドンしてやる。
『調子のんなや、テメェのためじゃねぇかんな。勘違いすんな雑魚』
瀬呂side
せっかく助けに入ってやったのに調子に乗った上鳴。
アホだろアイツ。
さっきよりも黒い笑みを浮かべたAが上鳴に拳で壁ドンした。
怖！
Aが上鳴の耳元で何か言っていたが聞こえなかった。
そのあと、怖すぎて腰が抜けたのか、上鳴はズルズルと尻をついた。
Aも上鳴の目線に合わせたあと自分のカチューシャを上鳴につけて女子の方に向かっていった。
俺と切島で上鳴の所へ向かう。
切「上鳴大丈夫か？お前もうAこと怒らすんじゃねぇぞ、」
瀬「これに懲りて大人しくしましょうね」
上「切島〜瀬呂〜！」
半泣きな上鳴。
上「Aに惚れる！ヤバいアイツ！耳元で囁かれたら腰抜けた〜！」
俺もう女になりたい。。と言い始めた。
上鳴をこんなにさせたAの方を見ると
耳「光熱、1回私にも壁ドンして耳元で囁いて…お願い！」
そして戸惑うA。
俺は思う。
(耳郎。お前がAに魅了された人第一号だ。)
瀬「二号、そろそろ立たねぇとトーナメントの発表始まるぞ」
切「二号？上鳴のことか？」
何がなんだかわかってない切島に耳郎と困ってるAを指差す。
それでもわかっていない切島。
ピュアだな〜。
瀬「なんでもね！ほら行くぞ！」
Aside
トーナメント。5回戦。対戦相手は、
青「僕だよ☆」
『優雅君か、やけどさせたらごめんね』
皆さん。私人見知りじゃないですか。
なぜ優雅君と普通に話せているかというとですね、
この人に気を使う必要がないと、最初のヒーロー基礎学のときに気づいたからです。
なんかごめん。
そして始まったレクレーション。
そして終わったレクレーション。
そして始まった、第一回戦。緑谷vs心操
2回戦、3回戦、4回戦と続く。
電気と範太は負けてしまった。
『じゃ、いってくるわ』
切「おう！A勝てよ！」
『おう！』
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作者名：莉央 | 作成日時：2023年7月8日 0時
