雄英高校3年生のプラズマ使い (ページ10)

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爆豪side

学校にて、

朝登校していると少し前にAを見つけた。

爆「…おi『おはよー！環！』………。」

Aは環という男に抱きついた。

なんだか胸がｿﾞﾜｯとした気がした。

Aside

『おはよー！環！』

朝一環を見つけ思いのまま抱きついた。

環「！おはよう。A。朝から元気だね。」

『うん！今日も蛍に見送ってもらったからね！てか、暑いね！夏だね！もうすぐ夏休みだね！』

環「そうだね。今年の期末テストは何するかな…。」

『うわ、期末あった。また勉強教えて！』

テスト前に毎回私は私より頭の良い環に勉強を教えてもらっている。

環教えるのバカ上手い。

私は理系。環は文系。いい感じに教え合えるのだ。

放課後。

prrrrrprrrrr

期末テストに向けて絶賛テスト勉強中。

ではなく、勝己に電話中だ。

爆「俺だ。」

『あ、もしもし勝己？なにが「俺だ」よ。何様だよ。偉そうだからやめな。所で今年も合宿あるよね？』

初めての電話で「俺だ。」なんて言われて文句を言いたくなったから、言ってやった。

絶対怒鳴られるからすぐさま本題に移してやった。

爆「それがなんだよ」

電話だからなのかいつもより“ちゃんとした”会話が出来て感動した。

『いや〜？ただぶっ倒れないように頑張れよ！』

爆「俺はんなことなんねぇよ！」

『そ？まぁ、せいぜい頑張りな！』

うんともすんとも言わない勝己。

『どーかした？』

爆「…………期末。……勉強教えろ。」

『…………。え？あ。うん。イイケド。』

私に勉強教えろとか可愛いとあんじゃ〜ん！とか思いつつ、言ったらなぜか電話越しにでも爆破されそうなのでやめておいた。

その後色々話して今週の土曜日10時からとなった。

爆「迎えいくから家教えろ。」

『いいよ自分で行くか「俺が世話になんだよ！」…わかった！』

そのあと、いや、だから何様だよ！とツッコんでおいた。

、

もちろん心の中で。

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