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勝己のご両親がやってきた。
中継は、私がオールフォーワンと戦っている最中から始まっていたそうで、
中継を見たご両親が相澤先生に連絡し、会いに来てくれたそう。
「本当に、申し訳ありません！」
深く深く下げられた頭。
『あ、頭上げてください！』
「いや、本当に申し訳ありません！まだ学生で若いのに、勝己が弱っちくて捕まったせいで、光熱さんに傷いっぱいつけさせて」
『あの、本当に頭上げてください。本来なら私はあの場にいるはずがないんです。でも、ベストジーニストや他のヒーロー達からの期待や信頼で話が降りてきました。とても危険な現場になると承知の上で、参加させて頂いたのは私です。』
「え、」
『しかも、私が傷をつけられたのは、私も力が及ばなかったからで、今回のこと勝己さんが全部悪かったわけじゃないです。きっとそれは、分かってると思いますが、今回、このタイミングで事が動いたのは勝己さんが捕まったことがきっかけだと思い、きてくれたんですよね？』
『でしたら、謝罪の言葉ではなく、感謝の言葉のほうが、ヒーローは嬉しいです！怪我をさせてしまい、申し訳ありませんではなく、勝己を助けてくれてありがとうのほうが嬉しいです！まぁ、勝己は、勝己さんは、私なんかに助けられたって思いたくないでしょうけどw』
「光熱Aさん。今回は勝己を助けて頂き、勝己のために判断して頂き、本当にありがとうございます！」
『はい！』
それから、期末のときに勝手に家に上がったことを謝罪した。
「アハハハｯアハハハ、フフ気にしなくていいですよ〜、確かに勝己何も言わないからお茶碗二人分あるのなんでだろって思ってたけど光熱さんのだったのね！ってきり彼女だと思って、勝己に言ったんですよ、」
、
「勝己〜今日誰か来たの？」
「だったらなんだよ！」
「…彼女？」
「チゲぇーはクソ！」
、
「って、顔真っ赤にして言っててwww」
それから勝己の話を小一時間して、相澤先生と帰って行きました。
「Aちゃんまた話しましょ！」
結果、光己さんと勝さんと仲良くなった。
私は怪我の治りも早く、リハビリも必要ないため、次の日退院。
校長先生に家まで送ってもらい、
帰宅し、蛍に癒やしてもらい、次の日から学校という事実を思い出した。
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作者名：莉央 | 作成日時：2023年5月7日 10時
