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次の日、担任と校長先生が病室へやってきた。
校「もう、全寮制の話は弟君としているかな？」
、
昨晩、全寮制について蛍が話始めた。
蛍「ねぇちゃん。俺はね、寮制賛成派だ。これ以上ねぇちゃんを危険に晒したくない。だから、ねぇちゃんが寝てる間に先生達から考えといてって言われた日に叔母さんに連絡したんだ。」
今更だが、うちの家族構成を紹介しよう。
母、父、私、蛍である。
父は一人っ子
母は妹との2人姉妹。
その妹改め叔母さんは大阪に住んでいる。
叔母さんと旦那さん、いとこで蛍と同級生の風雅ちゃん、風雅ちゃんのお兄さん、私の1つ上の風斗君
これが叔母さん家の家族構成である。
蛍「叔母さんね、
ホントはそっちに行って、Aちゃんともできるだけ会いやすいようにしてあげたいんだけどね。旦那だけだったら全然置いていけるけど、風斗も風雅もいるから、大阪でいいなら一緒に過ごしましょ！
って言ってくれたの。だから、寮入って、ねぇちゃん。」
、
『ｸﾞｽ、ってことがぁ、あったんですぅ〜！！！！』
担「ちょ、こ、光熱さん！泣かないでください！」
慌てる担任。ごめんね、でも、こんなんで慌ててヒーロー大丈夫？
いや、オールマイトも慌てそう。じゃあ大丈夫か。
『すみません。蛍がいつの間にか成長してるなぁって』
校「光熱さん。君は、どうしたいのかな？」
『先生、私寮入ります。もともと、蛍は人に頼るような子じゃなかったんです。学校の先生も、1人でなんでもこなしてしまうと、言っていました。友達でさえ頼らないんです。家事も、ちゃんとこなしてくれて。私の帰りが遅いときは、私が当番なのに、代わりにしてくれたりして。そんな蛍が叔母さんに頼ったんです。私のために。いっぱい悩んだんだと思います。蛍の勇気、壊したくありませんので。』
『でも、私が悲しいです！毎晩蛍遊んで寝るのに、蛍と会えなくなるし、蛍のご飯めっちゃ上手いんですよ！あれもしばらく食べれないし。家に帰ったらエプロンつけた蛍が「おかえりねぇちゃん！」って言うだけで疲れが癒やされてたのに、そのお迎えすらなくなって………。しかも！…』
校長先生の毛並みの話を聞くより長かったし、辛かった。By担任
その後話し合いにより、学校開始から一週間後に入寮となった。
叔母さんにも連絡して、改めて私から蛍をお願いした。
、
次の日、消太先生と勝己のご両親がやってきた。
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作者名：莉央 | 作成日時：2023年5月7日 10時
