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『え？今それ言う？』
昨日から雄英生、寮に入ったって。と付け足す蛍。
ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ
ツッコんでやろうと思ったらドアが開く。
そこにはビッグ3のねじれ、環、ミリオがいた。
『みんn「A〜！！！！！！」…ぐぇ』
ねじれが私に突進してきた。←
なんかデジャブ？
波「A！心配したんだよ！もぉ〜！いつ目覚ましたの？」
『ちょ、苦し「良かった…良かった…」………。』
苦しいだとか、突進しないでとか、ついさっき目を覚ましただとか、いろいろ言いたい。
なのに、環は良かったと言いながら泣いて、
ミリオはその横でそうだねと泣いて、
ねじれは私に抱きついていろいろ話し続けながら泣いて。
ねじれ。
それはもう質問しても聞く気ないだろ。
さっきまで静かだったのに、途端にうるさくなりましたとさ。
(あれ？寮制なんだよね？だったら3人だけ？)
と思ったら開きっぱなしのドアから校長と消太先生、それから細い男の人が入ってきた。
そして固まる先生方と私。
蛍「あ、ごんにぢは、じょうたぜんぜい、ごうぢょうぜんぜい、オールマイド」
未だガラガラな声の蛍。
『え、オールマイト!?』
オ「え、あ、はい。」
『え、オールマイト？ってどういう？え？オールマイト？』
や、と片手を上げニコニコをするオールマイト。
うん、可愛いからオールマイトだ。
私は知っている。
オールマイトは可愛いということを！
相「A、お前いつ起きた？」
『いつってついさっき「検査はしたのか」………。』
疑問系じゃないあたり、確信を持っている。
のに、わざわざ聞いてくる消太先生。
意地悪！
すぐさま冷静になった先生方。
流石です。
ナースコールをおし、看護師さんを呼ぶ。
せっかく皆が来てくれたのに私は移動。
悲し。
一通りの検査を終え、病室に戻ると
消太先生だけだった。
相「、検査どうだった」
『全然異常ないそうです！』
相「………。お前の状態聞くか？」
毒。所々の火傷。所々の穴(計8箇所)。所々の骨のヒビ(計3箇所)。
毒はもう少し遅かったら完全に回って死んでいたらしい。
追加で出血多量。
死ぬ寸前までいっていたそう。
でもこの世には、我らがリカバリーガールがいる。
毎日私の体力を削らないように少しずつ治癒してくれていたそう。
そして、重症すぎるが故に最低でも2週間目を覚まさないはずだった。
『ちなみに今日は？』
相「神野から5日後だ。お前タフだな」
『ですね。。』
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作者名：莉央 | 作成日時：2023年5月7日 10時
