雄英高校3年生のプラズマ使い (ページ11)

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時が流れるのは早く土曜日。

ピンポーン

『あ、はーーい！』

『おはよ！勝己！荷物とってくるから待ってて！』

返事も聞かずに戸を閉める。

今日蛍は土曜授業なので、午前中はいないので、

ｶﾞﾁｬ『施錠よし！じゃ、行こー！』

鍵を締めて言う。

爆「…テメェ一人暮らしなんかよ」

『“A”ね！弟と2人暮らしだよ！見る？写真！めっちゃかわいいよ〜！』

蛍の話を勝己に熱弁してて思った。

(あれ？今日どこで勉強するんだっけ？)

重要なことを話していなかったと思い出した。

『あれ？そういえば今日どこでする？』

爆「俺んち。」

『………。へ？』

自分でも間抜けな声を出したなと思ってから15分弱。

『近！！何が何でも近すぎやしないかい!?』

勝己の家が近いことを驚きが隠せません。

確かに。よくよく考えれば「俺んち」とか言ってるのに、プラットホームじゃない方いくし、チャリで来た様子もないし。

しかも一軒家。豪邸。(ちなみにうちマンション)

いろんな衝撃で動けずにいると、

爆「はよ入れや」

と少々キレ気味に言われた。

『勝己、彼女とか好きな子とかいないの？』

爆「いねぇよ」

『まぁ勝己だもんね〜』

爆「ア“？」

おっとマズイ。本格的にキレ始める。前に、

『違う違う！ヒーロー志望として努力して頑張ってるから、って意味！ね！』

私の必死な弁解を腑に落ちなさそうにしているが、「いいからはよ入れや！」と催促して、私が入ったらズカズカと自分の部屋らしき所へ向かって歩きだした。

(あれ？ご両親いらっしゃらないのかな？)

急だったため、お菓子などの手土産こと用意してないが、してない分、きちんとご挨拶したい。

そう思いキョロキョロしている私をみて察したのか

爆「今日ジジイもババァもいねぇよ、同窓会だとよ」

ジジイとババァと言っているあたり気になるが、そこは触れないでおこう。

それから一時間半。

私達はとても集中して勉強した。

勝己に教えるって言っても少しもだけだった。頭良〜。

昼食時、勝己が立ち上がって「ちょっと待ってろ」とリビングへ向かっていった。

もしかしてご飯の用意かな？と思い勝己にだけさせるのは申し訳ないので、私も手伝うことにした。