楽しい毎日。 ページ4
жダニエル視点ж
「チャールズ!ちょっと起きてよ!」
「ん…ああ、おはようダニー」
こうやってチャールズを起こすのは僕の仕事だ。
僕にはミシンで服を縫うことなんてできないから
チャールズを起こすのと、服を作るための布をチャールズに渡したりする
という仕事をまかされたんだ。
あの日の夜。寝慣れていないベッドで、あんまりよく寝られないと
チャールズに話したら、お母さんのことや仕事についていろいろ話してもらった。
あと、本も読んでもらった。
日本ではとっても有名な「浦島太郎」というお話。
とっても面白かった。でも亀の上にのったらだめだよね。亀さんかわいそう。
お母さんは本なんて一冊も読んでくれなかったからとっても楽しかった。
「チャールズ、早く食べろよ。冷めるから」
今日の朝ごはんはコーンポタージュとパン。
僕の好きなもの、昨日言ったんだけど覚えていてくれたんだね。
すごくうれしい!
パンをちぎりコーンポタージュにつけて、食べる。
僕はこの食べ方が一番好き。
なんで好きなのかって聞かれたらわからないけど
この食べ方が大好きなんだ。
もぐもぐと食べているとあったはずのパンがなくなっていた。
美味しかったなー。あまったコーンポタージュを飲み干すと
ごちそうさま。と呟き席をたつ。勿論お皿を持って台所へ。
チャールズは朝ご飯を食べないから一人で食べることになるけど
テーブルの席に座って、コーヒーを飲んでいてくれるから寂しくない。
ああ、暇だなあ。
お客さん来ないかな。
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作者名:Tokihashi | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Oneday/
作成日時:2012年4月4日 20時