気分屋アサシン ページ12
思い出すのは、星の記憶。
動かなくなってしまった誰かにすがりつく
 ̄ ̄ ̄
『うわっ!?』
何かがフラッシュバックしてイルミさんの前に思いっきり膝をつく
今、何を見ていたんだろう
「何?」
『すいません何でもないです』
瞬時にイルミさんと距離をとる。
「あ、分かった。ここまで聞いてヒソカが気持ち悪くなったとか」
『あ、よく分かりましたね』
イルミさんもヒソカさんもヤバイ気がしてきている
とりあえずヒソカさんは何日か家には帰らないらしいから安心だけど
それまでに思い出さなければならない
『なるべく私に関わること全部教えてください』
「え、嫌なんだけど」
俺に利点ある?と真顔で放たれる
『じゃあ交換条件で、、』
「あ、いい仕事があった」
ぽんっとイルミさんが手を叩く
「日曜日にゴトーをそっちに行かせるからここに来てくれない?」
『それは仕事を与えて恩を売るんですかそれともやってもらう代わりに情報を教えるんですか』
どっちも。と表情を変えずに真っ直ぐ見られる
『良いでしょう。ですが、私に危害を加えないって約束できます?』
「うんうん。」
途端に機嫌が良くなるイルミさん。どんな気分屋だよ
『それじゃあ私帰りますね。A=ルノーシャンです。』
フルネームを伝えてサッと部屋から出る
廊下にはゴトーさんが冷や汗をかいて待っていた
『ゴトーさん?大丈夫?』
「よくもあのイルミ様の前で図々しい態度がとれる」
人生図々しくいかないとダメですよ。などと話していると奥の部屋から機械音が流れているのに気づいた
『あの部屋はどなたが?』
「次男のミルキ様の部屋だ」
なんか名前雑だな。ミルキはないって。学校でミルキーとか言われていじめられてそう
『好奇心で開けてはいけない感じですか?』
「そうだ。やめろ開けるな」
『ミルキちゃん。こんにちは』
思いきりドアを開ける。私思うんだよね。ポテチ頼んでた人でしょ絶対
「はぁっ?誰だお前!でっ、出ていけ!れ、レイちゃんに似てい、、ない!ブス!」
ほら来た。頬につきすぎた肉と、アニメキャラで満ち溢れ雑乱とした部屋
兄貴さんとは正反対の部屋に遠慮なく入る
『はいはい。分かった分かった。デスクトップ綾波レイ?可愛いよね』
「分かるのか!?」
『まぁね。』
デスクトップ画面のキャラを当てるだけでミルキちゃんの目が輝いた
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shela(プロフ) - たぬぽこ//tanupokoさん» コメントありがとうございます!女神のようなお言葉に天使と見間違いました、はい。キャラの性格にはこだわりがあったので好きと言ってもらえてもう嬉しくて、、!ちょっとこれから喜びの舞で町内回ってこようと思います!夜中徘徊している人がいたら私です (2019年3月1日 23時) (レス) id: 7563e3b788 (このIDを非表示/違反報告)
たぬぽこ//tanupoko(プロフ) - コメント失礼します!所々の言葉遣いが面白くって面白くって(笑) 思わず時間を忘れて読み込んでしまいました。主人公のキャラが好きでこれからどう立ち回っていくのか楽しみで仕方ありません! (2019年3月1日 21時) (レス) id: c2eb6ebcf4 (このIDを非表示/違反報告)
shela(プロフ) - るみさん» コメント、ご指摘わざわざありがとうございます!読みやすいと言ってもらえて嬉しさのあまり現在進行形で口から心臓が飛び出しました、、台詞の部分至急修正します!m(_ _)m (2019年2月13日 16時) (レス) id: 7563e3b788 (このIDを非表示/違反報告)
るみ - ページ23 ゴトーさんのセリフが夢主のセリフになってますよ!読みやすくて、一気に読んでしまいました、笑 (2019年2月13日 12時) (レス) id: 07b463bee0 (このIDを非表示/違反報告)
shela(プロフ) - ヒナさん» なんとありがたいお言葉を!嬉しすぎてもうヒナさんに足を向けて寝れないくらいです!!寝ません!ありがとうございますm(_ _)m頑張ります! (2019年1月7日 6時) (レス) id: 7563e3b788 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:shela | 作成日時:2018年12月31日 16時