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42.イメチェン ページ24

小島side


今日はゆっくりめの集合
買い物行ったり映画を見たりして現場入りしたと思ったら
楽屋に金髪の見慣れない奴がおる

誠也くん?

いや、あの肩の華奢さはまゆしかおらん

でも染めたことないキレイな黒髪やったはず…
え、染めたん?


小島「…まゆ?」

「おはよ!見て!全ブリーチした」

小島「…誠也くん!まゆが、ぐれたー!」

「もう大人やねん!ぐれてへんわ」

大晴「うわ、ほんまや…
  お父さんったら見て!この子ったら髪染めてきましたよ」

末澤「何のコントはじめてん」

大晴「そんな子に育てた覚えはありません…」

小島「だって髪染めことなかった子なのに…」

大晴「だれにたぶらかされてん?」

小島「そいつ締めに行くわ」

リチャ「どの立場でいうてんねん」


ストレートでキレイなセミロングの黒髪が…
おしゃれの一つでもしろよ、なんて思ってたけど
ちょっとショック…


「そんな驚かんでもええやん」

小島「いや、似合うてるからええよ?
  でもキレイな黒やったからさ」

「髪なんて伸びるんやからそのうち黒くなるよ」

小島「わかってないわー
  全部黒になるまで何年かかんねん
  しかもプリンになったりするからまたブリーチしたり
  染めたりせんとあかんやろ」

「死ぬまでにやってみたかってん!似とうてない?」

小島「似合うとるいうてるやろ!」

「なんでキレてんねん!」


止める権利も無いのは分かってるし
色白のまゆには金髪も似合うし…
でも…


「せっかく褒めてもらえると思ったのにー
 なんなん、むかつくー」

小島「ごめんって
  でも黒髪好きやったんやもん」

「…もう言わない?」

小島「いや、あと一週間は言う」

「なんでやねん!
 もう言わない、じゃあ許すの流れやったやん」

小島「おしゃれせんでええねん」

「いつもオシャレしろうるさいくせに」

小島「…思ってた以上に似合うんやもん」

「…突然のデレ」

小島「ええやろ、正直に言っただけやん」

「こっわ」

小島「なんやねん!アホ!」


そうやってニタニタしてるまゆちゃん

おしゃれしろだの言ってるけど
そう言うところでお姉ちゃん出すのずるい

やっぱり敵わん

おしゃれして欲しいけど
すればするほど似合うてて
誰かに取られるんじゃないかって心配なんよ

まだまだ関ジュの、俺のお姉ちゃんでいて欲しいねん

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むっちゃん(プロフ) - 楽しく読ませてもらってます❤️ゆっくりでもいいので続けてください🥰 (10月21日 23時) (レス) id: 67f8ec7f13 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さっくん | 作成日時:2023年10月21日 16時

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