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07.にちじょう ページ8
＊佐野side
まゆちゃんのゴミ屋敷発言にちょっと残念な気持ちになりつつも
家に行ける喜びの方がちょっと勝ってまう
まゆ「晶哉〜」
って俺の隣に来て頭を撫でてくる
佐野「どしたんですか？」
まゆ「晶哉はいつでもかわええなぁ」
佐野「なんかありました？」
まゆちゃんが唐突に撫でに来る時は何かある時
悩み事の大小は様々で些細なことから本当に悩んでる時もある
せやからちょっと心配になる
佐野「なんかある時は話聞きますよ？」
って言えば
まゆ「最近実家のわんちゃんに会えてないねん」
…心配して損した
でも、それくらいのことで良かったわ
佐野「…犬扱いされてるってことっすか？」
まゆ「へへへ、なんか似てんねん」
佐野「それ喜んでええやつですか？」
まゆ「めっちゃ喜んでええよ
私のかわいい大好きな家族やもん」
佐野「まぁ…光栄なことだと思うことにします」
まゆ「かわええわ〜補給出来てるわ〜」
ってにこにこ撫で続けてくる
まゆちゃんが満足するならええか
そのうち満足したのか
まゆ「まーちゃんありがとね」
ってメイクに行った
本当気まぐれな人や
かわいいかわいいってするだけして
どっか行ってまう
気丈に振る舞う姿しか見てなかったけど
同じグループになって弱さも見せてくれるようになった
さっきまではどんな扱いやねんって思ってたけど
心開いてくれてると思うと
それはそれでええかって思えるようになった
まゆちゃん。
弱いまゆちゃんでも大事なお姉ちゃんやで
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作者名：さっくん | 作成日時：2023年10月9日 17時
