Aぇ！の長いおはなし (ページ7)

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06.にちじょうページ7

＊小島side

まゆちゃんはまっさんで遊び終わったんか
今度は俺の隣にきた

まゆ「なぁ、こじけん。今度服買いに行かん？」

小島「ええよ。何が欲しいん？」

まゆ「特にないねんけど〜」

小島「ないんかい」

まゆ「ないねんけどさ〜こじけんおしゃれやし
　なんか見繕ってくれるかなって」

小島「まあ、ええけど」

昔から気まぐれに季節変わりは一緒に買い物に行く

そこまで仲良くなかった時に急に俺の前に来て
「自分おしゃれやな。自分で買ってんの？」
っていきなり話しかけてきた時から
なんとなく続いてる習慣みたいな感じ

小島「まゆちゃんもおしゃれやん
　なんでいっつも俺と行くん？」

まゆ「つまんないやん自分だけやと。」

小島「自分で好きなもん買うの楽しいやん」

まゆ「うーん。まぁそうやねんけどー
　人と買ったもんって思い出も付いてくるやん
　こじけんとあの時買った服やーって。
　そうしたら物持ち良くなるし笑」

小島「そんなことしてたらゴミ屋敷なってまうで」

まゆ「…実際なりかけてんねん」

小島「まじ？」

まゆ「まじ。どうしたらええ？」

小島「引くわ」

まゆ「引かんといてや
　今度片付けしに来てや」

唐突なお家に行ける可能性のお誘いに
ちょっと好奇心が湧く

小島「…家行ってええの？」

まゆ「ええよ。片付けしてくれるなら」

＊佐野side

控室に入ったら小島くんとまゆちゃんが
家に行くとか話してる…

絶対に小島くんだけどか許されへん。いやだ

佐野「まゆちゃん！俺も言ってええですか？」

まゆ「ん？私の家？ええよ」

佐野「やったー」

なんの流れかわからんけど
まゆちゃんの家行けるならなんでもええ

小島くん見たらちょっと残念そうに
こっちを見とる

小島「晶哉、なにしてくれてんねん…」

佐野「俺だって行きたいっすもん。まゆちゃん家」

まゆ「こじけんも晶哉もそんなに掃除好きなん？
　ほんま変わってんな〜笑」

ってケラケラ笑ってる

佐野「…え、掃除？」

小島「ゴミ屋敷になりかけてる家を掃除しに行くんやで」

佐野「…まじか。まゆちゃん家ってゴミ屋敷なんすか…」

まゆ「なりかけてるだけやから大丈夫！
　掃除頑張ろな！」

まゆちゃん…
なんでもキッチリな人やと思ってました…
ちょっと残念です…