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大晴「え？あ。そやで。仕事終わったし
買いもんでもいこー言うて歩いててん」
「ふーん。挙動不審やね」
小島「そんなことないで？」
ってキョロキョロしとる…
絶対バレてるで…
「そっか。じゃあね！また明日な」
って去ろうとするまゆ。
隠そうともせず当たり前のように去ろうとする…
さすがにここまで来たら聞かなあかんよな
大晴「ちょっと待って！一緒におるん誰？紹介してや」
「ん？紹介したことなかったけ？」
大晴「え、会ったことある？」
「写真でしかなかったけ？
わたしのお兄ちゃんやけど」
小島大晴「「え？」」
「せやからお兄ちゃん！
写真見せたことあるやろ？」
見せたことあるって言ったって
すっごい昔の小さい頃の写真やん！
それで判別つくと思ってんの？
なにその天然！やめてよ
というか、お兄様ですか？
よく見たら目元が似てますね！
まゆと同じように長身で！
天海家の血を感じますわ
っていう人やったから本当にお兄様なんでしょうね、
小島「…おにいさまでしたか、
それはしつれいいたしました」
「…男と歩いてるからって
いま遭遇したのもわざとやろ？」
大晴「だって何も言わずにすぐ帰るし
追っかけたら男おるんやもん」
小島「おい、大晴しゃべりすぎ」
「ふーん、現場から追いかけてたんや？」
大晴「やば」
「私にもプライベートがあるんですけど」
小島大晴「「ごめんなさい」」
「どうせグループにも送っとるやろ？」
大晴「…はい…」
「じゃあ、みんなで仲良く証拠写真撮っとこ？
誠也くんあたりがずっと喚いてるやろうし笑」
なんて全部バレてるし
みんなを安心させようって写真撮る。
お兄さんもほんますいませんねえ
「じゃあ、お兄ちゃんとご飯行くからばいばい！
ちゃんとみんなに言っといてや！
今度ちゃんと紹介するから！」
なんて颯爽と歩く兄妹
長身でオシャレで絵になるねぇ…
小島「めっちゃバレバレやったな」
大晴「ほんまやな全部見透かされとった」
小島「でもお兄さんもなんかポヤポヤというか
にこにこしててええ人やったな」
大晴「兄妹って納得って感じやな」
小島「もう少し誠也くんたち泳がせとくか笑」
大晴「夜に写真とネタバラシするか」
小島「みんなそわそわしてんのかな？笑」
大晴「どうやろな。
さすがにお兄ちゃんは思ってないかもやな」
突撃した俺らの特権とばかりに
少し泳がせとくことにしといた
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作者名：さっくん | 作成日時：2023年10月9日 17時
