22.5人6脚 ページ31
＊末澤side
長距離の大晴も戻ってきて短距離も終わって
5人6脚の準備中の休憩
末澤「まゆ、少し足痛いやろ」
まゆ「…ん？そんなことないで」
末澤「若干庇った歩き方しとるやん
コケた時ひざ打った？グネッた？どっち？」
まゆ「…たぶんぐねってはないねん
膝ピンポイントというより全体的に
コケた衝撃って感じかな」
末澤「広範囲でそこまでじゃない痛みって感じか？」
まゆ「そんな感じ！せやから、全然大丈夫！」
末澤「5人6脚は見学な」
まゆ「やだ！出れるって」
末澤「足首結ぶからコケたら悪化するわ
やめとき」
まゆ「…やだ」
末澤「だめや」
なんでこいつはこんなに頑固やねん！
末澤「絶対あかんからな」
まゆ「…こういう時だけお兄ちゃんぶって
…いじわる」
末澤「まゆのためやろがい」
まゆ「…ずるいわ
それ言われたら何も言えへんわ」
末澤「じゃあ、応援してな」
ってまゆの代わりに俺が出ることにした
悪化させるわけにはいかんからしゃあない
＊Aぇ！VS少年忍者
橋本「末澤くんってすごい綺麗な顔してるなって！
真ん中にいる人がやるのかなって」
末澤「あとで覚えとけよー」
＊正門side
橋本くんのフリで完全に誠也くんがやる流れ
まゆちゃんはお留守番で横にいる
正門「誠也くんやるかな？」
まゆ「誠也くんはやるよ
もらったフリは回収してくれるよ」
本当に誠也くんが飴玉探しして
その姿見て大爆笑のまゆちゃん
そんなに誠也くんの粉まみれみて
喜べるってすごいな笑
＊ゴール後トーク
末澤「え？負け？」
まゆ「また負けたやん。いつ勝つん？」
末澤「コケたお前には言われとうないわ」
まゆ「そんな顔で言われても説得力ないわ」
末澤「お前も負けてんやから同じやろ」
まゆ「肩組むから誠也くんよら
少しでもみんなと身長が近い私が
出た方が良かったんちゃう？」
末澤「じゃあ、お前が飴玉やったんか？」
まゆ「振られたらやるわー」
末澤「スタッフさーん！また運動会あったら
絶対に飴玉探し入れてくださいー！」
大晴「あんま叫ばんで？粉すごい」
まゆ「誠也くん、あとで写メ撮らせてな」
末澤「絶対嫌やわ」
末澤side
これでみんなそれなりに見せ所は出来たやろ
粉まみれになるとは思わんかったけど…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 259人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：さっくん | 作成日時：2023年10月9日 17時
