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「これは……!!」
砕けた壁に染みこんだ、黒いもの。
床にへばり付く、赤黒いもの。
大量の血液の痕跡と、放られたままの彼女の武器。
他の壁は砕けてこそいないものの、細かな傷が付いている。
剣、または槍のような物で引っ掻いたような傷だ。
Aの武器は、刃が大きい。
このような傷ができる前に、壁は砕けてしまうだろう。
だとすれば、もう一人。
彼女より、刃の部分が小さい、そしてある程度の壁の高さにも傷が付く、槍状の、武器を、持っている……。
「まさか……」
着いてきていた獣を見る。
「友が、彼女を、殺した……と?」
「……アオン」
最悪を肯定する、鳴き声がした。
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アキ(プロフ) - リクエストに応えていただきありがとうございます!更新されてるのをみてすぐ飛んできました!これからも楽しみにゆっくりと読ませていただきます! (2021年11月25日 6時) (レス) @page20 id: aa044e7ab8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:*Reno | 作成日時:2020年10月5日 5時