後書き ページ29
夢主の視点、そして夢主が記してきた手記の視点。双方を分けずに交えながらの話はここで終わりになります。
まず最初に、開始と終わりとざっくりとした構成だけ考えて繋げていた話がよもやここまで続くとは思いませんでした。
人によっては若干中途半端に感じるかもしれませんが、こういう「どうしようもない運命的な終わり」が大好きなので仕方ないですね。
ルシファーは星晶獣達を犠牲にし彼女の平穏無事を望み、それついでに神を殺し世界を滅ぼし、本当に無法たる自由を彼女に提供しようと。
だけど、彼女の中では「影が存在するから光がある」あるいは「光があるから影がある」と言った意味での無法・自由だったわけで。
お互いの受け取ったニュアンスがほんの僅かに違っていて、それ故に起きた終わりです。
この後のシナリオは特に書きませんが、ほぼ原作通りです。
ただ、夢主の死後のルシファーが気になると思うのでいくらか後日談を書きたいな、と。
随分と最後になりましたが、評価やお気に入り、最初から追って見て下さった皆さん、ありがとうございました。
自由に行こうな。
私達は空なんて飛べないし、神を殺す事だって出来ないから。
番外
黎明の星
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作者名:*Reno | 作成日時:2020年4月11日 5時