木陰で休息する者たち

終息の初 関係 ページ41

《ミシェル》
ディートリンデ・ウーア・アインハイト (姫殿下)
彼女に忠誠を誓っており、また彼女からも信頼されて嬉しいが職務を全うするべく顔には出していない。偶に彼女に恋愛の良さの話をされるが聞いているミシェルはむずむずしている
「私が姫殿下に忠誠を誓うのは貴殿にそうするに相応しいものがあるからです」
「……いえ、気遣いは無用です。続けて下さい」

ガーディ・ランドール (ガーディ殿)
出会いは禿山の噂を聞いて調査に来た時。当時、彼は悪戯心でミシェルをつまみ上げ、匂いを嗅いだりしたがミシェルは生きた心地がしなかったそう。現在は仲は良い
「こ、こらっ、何をして……。やめなさいっ」
「全くです、結婚を急かさないでほしいですね」

ズリエル・ハーレイ (ズリエル)
彼がミシェルにちょっかいを出す度に怒っている。その反面、彼の民衆に対する優しさを認めており、説教ついでに褒めている
「貴様、ちょっかい出すのも大概にしろ」
「民に対する貴様の優しさには感心させられる。だからもう少ししっかりしろ」


《ヘリオス》
ディートリンデ・ウーア・アインハイト (お姫様)
ヘリオスが地上に来た時、彼女をナンパしに城までやってきた。彼女には丁重にお断りされたが、その後もお茶飲み友達として交流が続いている
「麗しい貴方様にぼくはすっかり心を奪われてしまいました。良ければお茶でもしませんか？」
「やぁ、ご機嫌はいかがかな、お姫様？」

シリノ・アルバレス (シリノ)
ヘリオスが彼に色々なことを吹き込んでいる。良からぬ話でも彼は純粋な目で聞くので、ヘリオスは少し思うところはあるようだが話すことをやめない
「イイ話をしよう。これを使えばどんな扉も開けられるんだ。凄いだろ？」
「この前聞いた話だけど高官の家に泥棒が入ったそうだ」


《チャロ》
ガーディ・ランドール (ガーディ殿)
彼の群れと遭遇すると食べられそうになる。チャロは内心ビビっているが表には出てこない。また、彼の群れには反感を買っているらしく、相手を苛々させている
「ふむ、あたしよりも草食恐竜の方が腹持ち良さそうじゃがのう」
「それは初耳じゃ。肝に銘じてやっても良いぞ」

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