第5話 ページ6
放課後の裏山。
待つこと10分。
誰も来ねえ！！
呼び出しといて何で来ねえんだよ。
とりあえず、時間もったいないし黒瀬の告白の返事でも考えとくか…。
と、思って考え始めたときに
「千葉君！おっ待たせ〜！！」
中村と倉橋、矢田が来た。
あと、何故か黒瀬もいる。
「ああ。で、何の用だ？」
何で黒瀬が…と、思いつつもそこはあえて聞かない。
「それはですね〜」ﾆﾔﾆﾔ
…何か知らんがすっげえニヤニヤ笑ってて怖い。
「千葉君、Aから告られたでしょ？」
「………は？」
急に言われて驚く。
何でそんなこと中村が知ってんだ？
「な、んで………」
「何でってそりゃー」
黒瀬から相談を受けてた
とか
昨日の黒瀬の告白を覗き見してた
とかなら
どんなに良かったんだろう…
「Aに嘘告してって言ったの、あたしだから！！」
「は……………？」
嘘告…？
「昨日の昼にね、A達とトランプやってたの。それで、負けた人が罰ゲームってことになって、Aが負けたから、誰かに嘘告してってって言ったの！」
…中村が何か言ってたけど、全く耳に入ってこなかった。
嘘だよな…？
確かめるように黒瀬を見れば、黒瀬は気まずそうに俺から視線を逸らした。
一人で浮かれて、バカだな。俺。
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湖乃葉（ RANPU） - このお話、とても読んでいてこんな風に書けてスゴいなぁ、と思いました。なので！これからも更新、頑張って下さい！ヘ(≧▽≦ヘ)♪ (2017年12月4日 1時) (
レス) id: 7a40cd812c (このIDを非表示/違反報告)
詩歌(プロフ) - こんばんわー合作のことなんだけど・・・どうしよっか。作品と関係ないコメでごめんね (2017年10月9日 4時) (レス) id: b06e4806af (このIDを非表示/違反報告)
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