第十二夜 ページ13
Side 片岡
私達がメールを読み終わった瞬間、ｶﾞﾁｬﾘと音をたててドアのロックが外された。
『とりあえず、進もっか！』
片岡「そうね。」
爆弾解除もなんとか無事終えたせいか、さっきよりも次の部屋へ行くのに抵抗がない。
最初のメールの通りだと、次の第四命令は一人で実行する。
今までの命令の大部分をAちゃんに頼ってた分、不安がある。
けど、自分を信じて次の命令に進みたい。
次の部屋も他の部屋と同じ、床も壁も天井も全部真っ白で何も置かれてない部屋だった。
ただ、一点。
“赤”と“黄色”の2つのドアがあることを除いて……。
ｳﾞｰｳﾞｰ
Aちゃんの手の中にある、スマホが小刻みに震えだした。
Aちゃんは一度私の方を見て、頷いてから電話を取った。
？「爆弾解除成功おめでと〜！！」
この場に似つかわしくない、明るい声が聞こえてくる。
？「いやー、まさか解除できるなんてねっ！爆弾を解除して生き残ってるペアは君達だけだよ！」
！？
爆弾解除の命令に当たった他のペアは誰も生き残ってないの？
少なくとも、2人以上は死亡者が出てるって事…？
？「さあ、次の命令の説明をするよ！」
この電話の主は、死者が出たことを何とも思ってもいないのか、それ以上は言わず、説明に移ろうとする。
それを、Aちゃんが遮った。
『待って！爆弾解除の命令を受けたペアは、私達以外に幾つあるの！？』
電話の主は一度黙ってから、答えた。
？「さ〜ね、それは第四命令をクリアして生き残れたら分かる事だよ。もういいかい？説明を続けるよ。」
「『………。』」
？「第四命令は一人で行ってもらう。片岡さんは赤い扉、高槻さんは黄色い扉に入っていってね。第四命令をクリアする事が出来たら、これで今夜のゲームは終了。クリア出来たら他の生き残った皆にも会える。……こんなところかな。では、検討を祈ってるよ。」
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澪(プロフ) - ……この首謀者殺っちゃっても良いですか？ (2022年3月22日 14時) (
レス) @page25 id: 5ddb06e292 (このIDを非表示/違反報告)
千(プロフ) - ひよこさん» ありがとうございます！そう言ってくださって凄く嬉しいです(*´∇｀*) (2018年5月17日 20時) (レス) id: 4f559fb116 (このIDを非表示/違反報告)
ひよこ - すごく面白いです(≧∀≦*) (2017年10月25日 16時) (レス) id: 5a7ec4da17 (このIDを非表示/違反報告)
千(プロフ) - 闇猫さん» ありがとうございます！ホラーは書くのが難しいですがこれからも頑張ります(*´▽｀*) (2017年3月1日 19時) (レス) id: e8f6113ea5 (このIDを非表示/違反報告)
闇猫 - ホラ―だけど、面白いです。更新頑張ってください。 (2017年3月1日 18時) (レス) id: 6f7a2e4a1d (このIDを非表示/違反報告)
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