第十夜 ページ11
Side A
『どうする？』
片岡「どんなに頑張って考えたところで分かるわけでもないし…勘に頼ってみよう。」
『じゃあ、“せーの”で切った方がいいと思うコードを指さそう。』
片岡「うん…」
勘でどうにかなるなんて物語の世界じゃないんだから、絶対あり得ないこと。
でも…
私の直感が告げる。
…切るのは、こっちのコードだって。
だから、私は、自分の直感を信じる。
『片岡さん、決まった…？』
片岡「…決まった。高槻さんは？」
『私も、決まった。』
片岡「そっか…じゃあ、いくよ。」
片岡さんの声が、若干震えてる。
これでもし、片岡さんと意見が揃わなかったら…どうすればいいんだろう？
そんなの、分からない。
けど、そんなに時間も残ってないから＿＿＿＿
「『せーのっ！！』」
私と片岡さんは一斉に指を指す。
そのコードの色は……
同じ色
意見が割れなかった事への安心感からか、少しだけ荷が軽くなった気がする。
『じゃあ……切ろっか。』
今度は私と片岡さん、2人でニッパーを握る。
それから、コードに刃をあてた。
切るのはタイマーが残り3秒をきったとき。
後、30秒程度はある。
タイマーの秒数が減っていって……
残りが、3秒をきった。
「『せーのっ！』」
ﾊﾟﾁﾝｯ!
私と片岡さんは
＿＿色のコードを切った。
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澪(プロフ) - ……この首謀者殺っちゃっても良いですか？ (2022年3月22日 14時) (
レス) @page25 id: 5ddb06e292 (このIDを非表示/違反報告)
千(プロフ) - ひよこさん» ありがとうございます！そう言ってくださって凄く嬉しいです(*´∇｀*) (2018年5月17日 20時) (レス) id: 4f559fb116 (このIDを非表示/違反報告)
ひよこ - すごく面白いです(≧∀≦*) (2017年10月25日 16時) (レス) id: 5a7ec4da17 (このIDを非表示/違反報告)
千(プロフ) - 闇猫さん» ありがとうございます！ホラーは書くのが難しいですがこれからも頑張ります(*´▽｀*) (2017年3月1日 19時) (レス) id: e8f6113ea5 (このIDを非表示/違反報告)
闇猫 - ホラ―だけど、面白いです。更新頑張ってください。 (2017年3月1日 18時) (レス) id: 6f7a2e4a1d (このIDを非表示/違反報告)
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