ドSが12人 ページ13
5限、6限は体育という名の暗殺トレーニングだった
これは中々に楽しめた
組手をする内に組む相手にもこうする方がきっとやり易いよとアドバイスもした。だからか、何故か烏間さんともする事になった
烏間「さぁ、どこからでもかかって来い」
貴女「うーん、んじゃまぁ…
折角の機会だし、頑張らせて頂きますよ」
肩を鳴らしいつもの気怠い瞳をキリッと眉間に皺を寄せて目を見開く。突きの早業を何本も交わされるがピッと頬に切り口を作る
烏間「……!!」
前原「え!?傷つかねぇはずじゃ…」
殺センセー「ほほう、なんとも速い攻撃ですねぇ」
貴女「んでも、アンタにゃあ敵わんだろ?」
殺センセー「ヌルフフフ 当然です!」
へへんとニヤつき顔で迫ってくるので空かさず攻撃するが交わされる。交わしたのにも関わらず、殺センセーは怒った
びっくりしたと何するんだと言ってきた
貴女「ん?暗殺者がターゲットに攻撃するなんざ、普通だろ?
そんな簡単に近付いてくっからさ、隙を狙って殺ろうと思ったんだけど、やっぱ簡単にゃ行かねぇな」
はっはっは…と小さく声を出して笑う
当たり前だとプンプン怒るセンセー
可愛いな←
烏間「今まで、普通の一般人だったとはとても思えないな」
貴女「ん?
あーまぁ…護身用にって家族に習わされてたから……
ま、多少は…な……」
目を細め下を向く
それを見つめる黄色と赤と青
殺センセーが話しかけようと手を前に出した瞬間、キーンコーンカーンコーンとチャイムが鳴ったのでみんなで教室に戻り帰り支度をする
色んな子らに一緒に帰ろうと誘われたが今日はスーパーのセールがあったのでそっちを優先させてもらった
他にもまだ色々買う物もあったし、小物関係揃えてねぇから買いに行かねーと
みんなには悪ぃ事したと思ってるけど
ちょっと、あの空気には耐えられなかった
なるべく、家族の話をするのは遠ざけたい……
良い話でも何でもねぇからな
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梨菊(プロフ) - イケメンだ!!主人公ー! (2018年10月25日 17時) (レス) id: 1bc5c748b0 (このIDを非表示/違反報告)
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