ドSな彼女は、暗殺者で転生者 (ページ1)

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ドSが1人ページ1

ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ

チャイムが鳴り、帰宅の準備をしていると
友達が話しかけてきた

友達｢A！帰ろっ！｣

貴女｢うん、……っと、お待たせ｣

友達｢アンタは女の癖に相変わらずイケメンね……｣

貴女｢ははは、ありがとう
さ、行こうか…！そういや、朝本買いたいとか言ってたよね、本屋に寄るのか？｣

友達｢うん！暗殺教室の最新刊が発売されたから！｣

貴女｢みんなよく話してるけどそんなに面白いの？｣

友達｢もち！Aも見てみなよ！！｣

貴女｢ん～…まぁ、麗々(りり)の勧めなら見てみるよ｣

目を細め微笑んでみると、目を覆う様に手で顔全体を隠す仕草をした

友達｢イケメンつら……！｣

貴女｢……え｣

サ部｢A！サッカー部の助っ人入ってくんね？｣

柔部｢いやいや！俺らのとこに助っ人頼むよ！！｣

女バ｢ウチらのとこにもお願い！！｣

貴女｢あー、わりぃな…俺、今日は麗々と約束あんだわ…！だからまた今度な！！｣

サッカー部の部長と柔道部の部長と女バスの部長に声を掛けられたが、友達の肩を抱き寄せて爽やかな笑顔で断る

女バ｢なぁーんだ！もう先約がいたのね、なら今日は諦めるわ｣

サ部｢約束破らねぇもんなぁ……Aは｣

柔部｢しょうがねぇよなぁ｣

貴女｢柔道は、明日…サッカーは、明後日に試合迎えてんだよな？女バスは、明日の午後と明後日と明明後日に試合あんだっけ？｣

女バ｢そ！結構詰め詰めだけどいける？大丈夫？｣

貴女｢あぁ、問題ねぇさ…心配ありがとな
じゃ、また明日な！時間とか指定先は、LINEに送ってくれや！じゃ、頼んだぜ！！｣

サ部｢おう！｣

女バス｢遅刻厳禁だからね！！｣

貴女｢おー！りょーかいっ！！
わりぃな、待たせてよ…どした？｣

友達｢アンタがイケメンだって事と人気がある理由が再確認出来たわ……｣

貴女｢……？そういや、暗殺教室ってアニメ化してるんだっけ？｣

友達｢そうなの！今は確か……期末が終わったくらいでね！もう、カルマが可愛いのなんのって！！
って、ごめん……あんまり知らないんだったね｣

貴女｢んー、まぁ……そうだけどさ
友達がこうやって好きなものを語ってる姿をみるととても微笑ましく思えるし、俺も嬉しくなる。それに聞いてるだけでも先が気になっちゃうからな、読もうって気になるよ｣

友達｢……ｯｯ(何コイツかっこよすぎて惚れるっ)｣