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「おい、派手な鬼」
「お前が……うずいてんげん、か」
「ああ？」
「私の羽、高いところから……投げてくれないか……」
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僕のことを”先祖返り”だという家族が
気持ち悪かった。
僕のことを解ってなかったんだ。
家族とか言っておきながら、
なにも分かってない。
鳥さんたちの方が僕のことを解ってる。
「ねぇ鳥さん、食べていいよ。
僕の家族」
僕は生まれてくる場所を間違えたのかもしれないな。
きっと僕は鳥さんなんだ。
あんなふうに空を舞ってみたかったな。
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私は鬼になった。
隠れ家にやって来た鬼舞辻無惨という男の手によって。
理由は単なる好奇心らしい。
「お前に名をやろう。
十二鬼月に空きはないが、私の姉の話し相手にでもなれ」
『……あね？』
「変な人だが悪い人ではない。
むしろとっても素敵な人だ」
『はぁ』
照れながら言われても困る。
「名前をAという。
きっとお前の名前を聞いてくるだろうから、舞鶴華と応えろ」
『それが…私の名前……』
「あと私の仕事も手伝え」
初めて、私のことを理解してくれる人間を見た。
『承知しました』
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青い空に赤と白の羽が舞い、
寄り添うように
周りに鶴が飛ぶ。
「良かったな……」
「さ、俺は派手に仕事すっか」
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三千幸 - 雨雲さん» うへぇ、そんなに言ってもらえるとは光栄です……( 三甘*´艸｀) (2019年12月9日 19時) (
レス) id: d839c37112 (このIDを非表示/違反報告)
雨雲(プロフ) - マジで最高なんですけど、、え、マジで(語彙力) (2019年12月8日 22時) (レス) id: 75cba6923f (このIDを非表示/違反報告)
三千幸 - 蓮さん» アリガトウゴザイマス―――! (2019年12月3日 19時) (レス) id: d839c37112 (このIDを非表示/違反報告)
蓮 - 面白いいいいいいいいいいいいいいい！ (2019年12月3日 19時) (レス) id: 947501fbf1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：三千幸 | 作成日時：2019年12月2日 21時
