続き ページ32
「A、俺は軽率になんか付き合わない。」
「うん。」
「まだ言ってはいないが、Aと生涯を共に過したい。こういうことになっても、俺はまだAを愛している。」
ズンズン歩いていた杏寿郎は、立ち止まり私の方を向いた。
それは、まるでこれから捨てられる子犬のように、弱々しい表情に見えた。
「俺には、Aしかいない。だが、そのAが他の奴の元へ行こうとするなら、俺は潔くあきらめ」
「愛してるよ、杏寿郎。」
我ながら、虫のいい話だと思っている。
傷付けたくせに、私は杏寿郎を手放す気がさらさらない。
杏寿郎、ごめんなさい。
杏寿郎、愛してる。
そんな想いが絡まりながら、私は言葉を紡ぎ出す。
どんなに、涙を流して声が上手く出せなくたって伝えたい。
「ごめんなさい、杏寿郎。悲鳴嶼さんに告白されました。」
「うむ。」
「でも、今日はお断りしにきたの。私は、杏寿郎だけを愛しているからって。」
だから、ごめんなさい。
そう、言い終わる前に私は愛しい彼の腕の中にいた。
「よもやよもや。やはり、相思相愛な鬼殺隊一の夫婦だな！」
「え、ちょ、ふ！？夫婦！？」
「もう、俺は迷わない！A、祝言をあげよう！俺が、生涯をかけて守り抜き愛し抜くと誓おう。」
私が返事するのも待たず、あの時口付けをした杏寿郎は、今は２児の父親です。
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青魔導師(スマホ) - 最&高だった。それで、前に調べ物してる時に知ったんだけど、母乳や◯液って血から作られるらしい。という事はつまり……しばらくは困らないね? (2019年12月17日 0時) (
レス) id: ac185f7a00 (このIDを非表示/違反報告)
美桜 - またリクエストいいですか？夢主柱で夢主は煉獄と協力して伊黒実弥にドッキリをする。煉獄が血鬼術で耳が遠くなったと伊黒実弥に話す。伊黒実弥信じて他の柱達に煉獄が血鬼術にかかった事を話してしまう。お願いします。 (2019年12月16日 10時) (レス) id: 87339a530e (このIDを非表示/違反報告)
らむん(プロフ) - 美桜さん» いえ！こちらこそ、ありがとうございました！ (2019年12月16日 4時) (レス) id: ff4d4c9823 (このIDを非表示/違反報告)
美桜 - らむんさん» ありがとうございます。煉獄の話良かったです。 (2019年12月14日 10時) (レス) id: 87339a530e (このIDを非表示/違反報告)
らむん(プロフ) - プッツンさせたいなぁ…とか、色々考えているので楽しみにしててくださいね！！ (2019年10月21日 8時) (レス) id: ff4d4c9823 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らむん | 作成日時：2019年8月1日 2時
