☆前世の恋人【冨岡義勇】 ページ19
時は、令和。
昔から続く鬼狩りは、未だに終わってはいなかった。
「倒したかな。」
「うん、バッチリだよ。流石A！」
「派手に決まったな！！ 」
可愛らしい笑顔を向けてくれる無一郎に、向日葵のような笑顔の天元。
「俺に、稽古をつけてください！」
「うおおお！！やるぜ！！」
「今日もお綺麗です！」
向上心の止まらない優しい炭治郎、やる気のみなぎる美形の伊之助、常に褒めてくれる善逸。
皆、大正時代から仲のいい鬼殺隊だ。
「ほら、未成年！あと少しで補導時間だよ？帰りなさい。」
「Aさん、稽古つけてくれますか？」
「いいよ、また明日ね。」
「俺はまだまだ起きてるぜ！」
「早く寝ないと明日の授業もまた寝ちゃうでしょ！！」
「俺、まだAさんといたいです！！！」
「また明日会えるよ！ほら、早く帰って！」
私が帰るのを急かすと、かまぼこ組は渋々帰っていった。
再開しまた一緒に戦い始めたら、大正時代よりも甘えん坊になっていた。
「A、今日お泊まりしようよ？」
「ダメだよ、無一郎。明日も学校あるんだもの。」
「じゃあ、俺の家来いよ。嫁達も喜ぶし、Aの家より近いからいいだろ？」
ガシッと肩を掴まれて、強制的に天元の家へ。
無一郎の視線が死ぬ程痛い。
なんだったら、無一郎手繋いできてる。
「お？お前も来るのか？今日はド派手に飲むか！！」
「Aと一緒にいたいのは、僕の方だし。飲むけど。」
天元は愉快な雰囲気、無一郎はちょっと不機嫌。
これは、もう大概日常。
でも、1人で戦っていた時より何倍も楽しい。
天元家に着いて、いつも飲みながら話すのは、私の前世の恋人の話。
職場が一緒な為、中々にくるものがあった。
「Aどうするんだよ。このままでいいのか？」
「うん、私は前世で沢山幸せにしてもらったし。今世まで縛りたくない。」
「大丈夫だよ、A。今世では僕が幸せにしてあげるから。」
「ありがとう、無一郎。」
不満げな顔をしつつ頭を撫でてくれる天元と、心配そうに見つめて手を握ってくれる無一郎は、今世で1番お世話になってる。
この2人がいなかったら、義勇のことでいつまでも立ち直れなかった。
大事な大事な親友だ。
「じゃあ、俺はこれ以上何も言わねぇよ。とにかく、今日も派手にやろうぜ！」
「僕も賛成。おつまみこれ美味しかったよ。はい、あーん。」
「ありがとう！そうだね、今日も沢山飲むぞ！」
今日もまた夜は更けてゆく。
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青魔導師(スマホ) - 最&高だった。それで、前に調べ物してる時に知ったんだけど、母乳や◯液って血から作られるらしい。という事はつまり……しばらくは困らないね? (2019年12月17日 0時) (
レス) id: ac185f7a00 (このIDを非表示/違反報告)
美桜 - またリクエストいいですか？夢主柱で夢主は煉獄と協力して伊黒実弥にドッキリをする。煉獄が血鬼術で耳が遠くなったと伊黒実弥に話す。伊黒実弥信じて他の柱達に煉獄が血鬼術にかかった事を話してしまう。お願いします。 (2019年12月16日 10時) (レス) id: 87339a530e (このIDを非表示/違反報告)
らむん(プロフ) - 美桜さん» いえ！こちらこそ、ありがとうございました！ (2019年12月16日 4時) (レス) id: ff4d4c9823 (このIDを非表示/違反報告)
美桜 - らむんさん» ありがとうございます。煉獄の話良かったです。 (2019年12月14日 10時) (レス) id: 87339a530e (このIDを非表示/違反報告)
らむん(プロフ) - プッツンさせたいなぁ…とか、色々考えているので楽しみにしててくださいね！！ (2019年10月21日 8時) (レス) id: ff4d4c9823 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らむん | 作成日時：2019年8月1日 2時
