西洋の服【宇髄天元】 ページ14
「ド派手にいいじゃねぇか！！」
先程から、洋服という洋服を着させられていて、とても恥ずかしい。
宇髄天元という男は、なんていう男だろうか。
「ええ、とても良く奥様にお似合いです！」
「あ？奥様？？」
違う！と否定しようとしたが、宇髄さんの派手な笑い声でそれはかき消されてしまった。
「そうだ！！俺の嫁は、ド派手に可愛いだろ！！」
私の肩を抱いて、それはもう派手に笑う。
そんな彼に、ドキドキしてる私にも呆れてしまうが。
「宇髄さん、私お嫁さんになったつもりは…」
「これからなればいいだろ？」
次はこれだ、と宇髄さんが出してきたのは、西洋の人達が結納の時に着るというウエディングドレスだ。
それは、どう考えても、
「い、いやいや…。宇髄さん…、私達、そんな間柄では…。」
「いーや、俺はずっと、Aを俺のモノにしたかった。」
私の腰を抱き寄せ、顎を掴み上を向かせるあたり、宇髄さんは真の良い男なのだろうか。
私は、そんな疑問を抱きながら、煩い心音を彼に聞かれないか心配した。
「宇髄さんっ…！いい加減に…、」
「愛している。」
「え…？」
「好きだなんだじゃ、言い表せねぇ。Aといるだけで、心臓が煩い。」
私の手は、宇髄さんの心臓の元へ運ばれた。
ドクン、ドクンと煩く鳴る宇髄さんの心臓は、私の音と全く一緒だった。
「う、ずい、さん…。」
「ド派手な音だろう？これが、俺のAに対する気持ちだ。」
「っ！」
「俺だけのものになれ。一生をかけて大事にする。」
返事の代わりに、私は宇髄さんの手を私の心臓の元へ運ぶ。
うるさ過ぎて、きっと、彼にはもう聞こえていただろう。
「だっ、大事にしてくれないと、怒りますからね！」
嬉しくて嬉しくて、ただ嬉しくて。
そんな感情が溢れ出た涙を、宇髄さんは優しく拭ってくれた。
「ああ、絶対大事にする。」
一部始終を見られていた私達に、店主さんがウエディングドレスをくれたのは、今となってはいい思い出だ。
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青魔導師(スマホ) - 最&高だった。それで、前に調べ物してる時に知ったんだけど、母乳や◯液って血から作られるらしい。という事はつまり……しばらくは困らないね? (2019年12月17日 0時) (
レス) id: ac185f7a00 (このIDを非表示/違反報告)
美桜 - またリクエストいいですか？夢主柱で夢主は煉獄と協力して伊黒実弥にドッキリをする。煉獄が血鬼術で耳が遠くなったと伊黒実弥に話す。伊黒実弥信じて他の柱達に煉獄が血鬼術にかかった事を話してしまう。お願いします。 (2019年12月16日 10時) (レス) id: 87339a530e (このIDを非表示/違反報告)
らむん(プロフ) - 美桜さん» いえ！こちらこそ、ありがとうございました！ (2019年12月16日 4時) (レス) id: ff4d4c9823 (このIDを非表示/違反報告)
美桜 - らむんさん» ありがとうございます。煉獄の話良かったです。 (2019年12月14日 10時) (レス) id: 87339a530e (このIDを非表示/違反報告)
らむん(プロフ) - プッツンさせたいなぁ…とか、色々考えているので楽しみにしててくださいね！！ (2019年10月21日 8時) (レス) id: ff4d4c9823 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らむん | 作成日時：2019年8月1日 2時
