☆死ぬ程心配した【実弥&無一郎】 ページ22
つくづく思う。
私は、血鬼術にかかりやすい人間だと。
「ああ!!もう!!またかかった!!」
今回こそ、血鬼術にかからないで来れたと思ったが、やはりかかっていた。
私の相棒である鎹烏を見る限り、どうやら透明人間になってしまったようだ。
「よし、こうなったら、仕返しに行こう!おー!」
透明人間であり、声も聞こえないときた。(死ぬ程叫んだが、私の相棒は気付かず飛んで行った。悲しい。)
これは、いくらしのぶでも治せないだろう。
と、なれば。
血鬼術が解けるまで、今までの仕返しに行くのが筋というものだろう。
というわけで、レッツラゴー!!
「なんだァ?Aが任務から戻らないだァ?」
「うん、何か知らない?」
「知るわけねぇだろ!!とりあえず、探しに行くぞ。」
運命というかなんというか。
私の近くにいた実弥と無一郎。
よし、どんな悪戯しようかな。
「つか、本当に柱かよってくらい血鬼術かかる奴だからな。今回も、なんかの血鬼術にかかってんじゃねぇのか?」
「僕もそうだと思う。なんだかんだ言って、柱の中で一番ドジだし。」
鋭過ぎる二人に流石柱!と言いざるを得ない。
こうなったら、徹底的に悪戯をしてやろう。
普段笑わない実弥と無一郎に、コチョコチョというものをした。
「あ゛!?おいっ!!やめっろ!!!」
「……ふふっ。」
実弥には効果抜群で、無一郎は……たぶん効いてる!!
やった、悪戯成功だ!!
「なぁにが、悪戯成功だって???」
え?
「A、見ーつけた。」
「え?」
「覚悟しろぉぉぉぉ!!!」
「倍にして返してあげるよ。」
走れ、走れA。
自分の命が惜しくば!!!!!
まぁ、二人から逃げ切れることもなく、無事に捕まった私は、死ぬ程くすぐられました。
「次、また何かしたら、もっとやってやるからな?」
「覚悟してね、A。」
二人が楽しそうに笑うのが、腹もたったけど。
『良かった、見つかって。死んでいなくて。良かった。』
『もう、心配させないで。Aの事、本当に大事だから。』
という、心の中の声が聞こえてしまったのだから、この二人を大切にしていく他あるまい。
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青魔導師(スマホ) - 最&高だった。それで、前に調べ物してる時に知ったんだけど、母乳や◯液って血から作られるらしい。という事はつまり……しばらくは困らないね? (2019年12月17日 0時) (レス) id: ac185f7a00 (このIDを非表示/違反報告)
美桜 - またリクエストいいですか?夢主柱で夢主は煉獄と協力して伊黒実弥にドッキリをする。煉獄が血鬼術で耳が遠くなったと伊黒実弥に話す。伊黒実弥信じて他の柱達に煉獄が血鬼術にかかった事を話してしまう。お願いします。 (2019年12月16日 10時) (レス) id: 87339a530e (このIDを非表示/違反報告)
らむん(プロフ) - 美桜さん» いえ!こちらこそ、ありがとうございました! (2019年12月16日 4時) (レス) id: ff4d4c9823 (このIDを非表示/違反報告)
美桜 - らむんさん» ありがとうございます。煉獄の話良かったです。 (2019年12月14日 10時) (レス) id: 87339a530e (このIDを非表示/違反報告)
らむん(プロフ) - プッツンさせたいなぁ…とか、色々考えているので楽しみにしててくださいね!! (2019年10月21日 8時) (レス) id: ff4d4c9823 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:らむん | 作成日時:2019年8月1日 2時