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とりあえず次顔を合わせた時に、ちゃんと弁解をしておこう。
初日に弱味(？)を握られていては、いくらマネージャーとはいえ顔が立たない。しかも相手は年下である。
｢あ、Aさんおかえり、はい、これ車の鍵｣
｢ありがとうございます、もう練習は…｣
｢さっき終わったところだよ、ホソク以外全員溶けてるけど気にしないで｣
文字通り、ホソクさん以外の5人は床に溶けきっている。ジョングクさんはまだちょっと溶けきってないけど。実家の猫を思い出してなんとなく和んでしまった。
｢落ち着いたら宿舎まで送ってあげて、俺は今から色々しないとだから…｣
｢…デスクワークなら私も後で戻ります｣
｢いやいや大丈夫だよ！初日で辞められても困るし！｣
｢え、や！？やめませんよ！？｣
初日から放り出したくなる程のボリュームなのだろう、明日からちゃんと教えてもらおう…
メンバー送ったらそのまま帰っていいから、車往復になっちゃって悪いけど。と今日1番の朗らかな笑顔を見せてくれた先輩。この人こそ真っ先に体調を崩しそうだけど…いやもうそういうの卓越してるのかもしれない…。
フロアの奥へと消えていく先輩を見送っていると、入れ違うようにユンギさんが戻ってきた。
危険を察知、目を合わせないよう後ろを振り向くと、みんなを起こしながらホソクさんがこちらに来ていた。
｢挟み撃ちだ…｣
｢何言ってるんすか｣
｢おかえりなさいヒョン｣
ボス猫と天使で挟み撃ちをされている…さっきの弁解もしないといけないけど、できれば天使の方と話していたい。
よほど疲れているのか、眉間に皺を寄せたまま｢さっさと帰るぞ｣と言うボス猫さんはちょっと怖い。
天使さんはなだめるどころか体力なさすぎですね、と茶化している。さすが。
今日最後の仕事を伝えると、ホソクさんがエンジェルスマイルで｢初日なのに、なんか運転手さんみたいですね｣と言うので、もし転職したらこの人の専属運転手になろうと決めた。
｢呼べたんですか？ソクジナ〜♡って｣
｢やめてください呼びません｣
｢練習までしてたくせに｣
｢なんか奢るんで言わないでお願い」
前言撤回、何も朗らかではない。
妙に静かだったユンギさんが畳み掛けるように攻撃をしてくる。
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名無し(プロフ) - アイアイさん» 嬉しいコメントありがとうございます！がんばります…！ (9月11日 10時) (
レス) id: 6f5415b4b3 (このIDを非表示/違反報告)
アイアイ(プロフ) - 2人のやりとり好きです❤️否定も肯定も出来ない関係がリアルですね！更新これからも楽しみにしてます！ (9月4日 19時) (レス) @page30 id: ef22ae402e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：名無し | 作成日時：2022年10月4日 19時
