＿ONE-PIECE＿葉鶏頭が生まれた日 (ページ6)

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リザ｢ぶっ..ずびばべんでした。。｣

なぜか痛みでしくしくと泣くリザ
いまは正座をさせられている

ゾロ｢諦めろ。リザこれはお前が悪い｣

聞くところによると、クジラに飲み込まれていたらしい麦わらの船は、捕鯨をしようとしていた怪しい2人を捕まえ、いまはクロッカスという灯台守に話を聞いている所だった。

ルフィ｢しかし50年もこの岬でね。まだその仲間の帰りを信じてんのか随分待たせるんだなーその海賊達も｣

サンジ｢バーカここはグランドラインだぞ｣

リザ｢2.3年で戻ると言ったのにもう50年も帰らないということは、死んだと考えるのが自然ね｣

ウソップ｢てめぇは何でそう夢のねぇことを言うんだ！まだ分からねぇだろうが
帰ってくるかも知れねぇ！！

美しい話じゃねぇかよ！仲間との約束を信じ続ける鯨なんて！｣

クロッカス｢いや、彼らは逃げ出したのだ。このグランドラインからな。確かな筋の情報で確認済みだ
彼らの生死すら不明。だが例え生きていたとしても、もう二度とここへは戻るまい｣

ナミ｢その事はこのクジラには..？｣

クロッカス｢言ったさ包み隠さずな...だが聞こうともせん
それからだ。ラブーンがリバースマウンテンに向かって吠え始めたのもレッドラインに自分の体をぶつけはじめたのも。。｣

サンジ｢なんてクジラだよ。裏切られてもなお待つかよ。。。｣

リザ｢....待つ意味を失うのが....こわいんだわ｣

リザが空を見あげようとすると、ラブーンの頭に何かがあった。それは紛れもなく船長のルフィである
メインマストを持ってラブーンの額まで登っていた
それをぼーっと眺める

サンジ｢リザちゃん。どうかしたのかい？｣

リザ｢ルフィがあそこにいるの。何してるのかしら｣

そう言って指をさすと、一同はリザが指さす方を見る

ゾロ｢ありゃメインマストじゃねぇか？｣

ウソップ｢そうメインマストだ｣

そのメインマストをラブーンの傷口に刺すルフィ
とても痛々しい。
一同は当然慌てる
リザも思った。こんなやつが乗っている船にいて大丈夫なのかと
痛みから怒りに変わったラブーンはルフィを攻撃する
そして殴り合いが続いた

リザ｢(何をしているの..？)｣

ルフィ｢引き分けだ！！！
俺は強いだろうが！｣

突然ルフィがそう言い出した

ルフィ｢俺とお前の勝負はまだついてないから
おれ達はまた戦わなきゃならないんだ！｣