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小百合「御館様、もう、目が、見えないの..?」

輝哉「...ごめんね。小百合。私はもう目は見えないし長くもないそして、カナエももう居ないんだよ

新しく水柱になった義勇と風柱の実弥、そして蛇柱の小芭内だよ。それから、炎柱には杏寿郎がなってくれたんだ」

小百合「!?杏寿郎って、槇寿郎さんの息子の...」

杏寿郎「よもや!君は時期炎柱の、」

つかつかと杏寿郎の元へ向かってきては胸ぐらを掴む小百合
みんなは御館様の前で!と言って止めようとするが、そんなものも気にも止めず、輝哉は好きにさせろという

小百合「お前が炎柱になっておいて時期ですって!?巫山戯た呼び方をするのも大概にしろ!

私は、お前なんかよりもずっと前から鬼殺隊に居るのに...っ!カナエちゃんと約束したのにっ!

どうして..っ、私は10年も頑張って、8年もずっと炎柱時期候補っていわれ続けてて...っ

こんなに近くに居るのにっ、炎柱にはこんなに遠いなんて...っ、こんなの...っあんまりだよぉ...っ」

ずるりと倒れ込み、泣いている小百合
すると輝哉は小百合に近づいて頭を撫でながらこういった


輝哉「ごめんね。小百合。だが、知っているとおり炎柱と水柱はそう簡単に途切れさせる訳には行かないんだよ
分かっておくれ」

小百合「...っ、御館様の、めっ、いに..じたがいます...っっ」

顔がぐしゃぐしゃになりながらも自分の気持ちをぐっと堪える小百合は、本当に昔から頑張り屋なのだ
元からいる音柱の宇髄天元と岩柱の悲鳴嶼行冥は小百合を優しく撫でてあげた

小百合「カナエちゃん。。もう居ないの..?」

「.....」

天元「あぁ」

小百合「カナエちゃんには、もう頭撫でて貰えないの..?」

天元「...ああ」

小百合「.....やだよぉ。。小百合の嫌なこと、ばっかり...こんなんなら、遠征に行くんじゃなかったって、思っちゃうよぉ。。。」

小百合が、遠征に行って助かった命ももちろんあっただが、それと同時に小百合にはカナエが居なくなったことが1番応えたのだ
今までは、自分よりも昔から居た炎使い達が柱になっていた。それは納得ができた。だが、自分よりも後にはいった杏寿郎に先に柱になられたことが、小百合にとってはとても悔しかったのだ

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作者名:茶々丸* x他1人 | 作者ホームページ:http://sakuya.uranaituku-ru  
作成日時:2020年8月25日 23時

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