彼女最強伝説 (ページ6)

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4話ページ6

96「やっほー！わしは棗！響棗！

　96猫があだ名だからくろってみんなには呼ばれてる！」

　へー。その名前でどこから96猫って出てきたんだろうね？

ま「あう、えっ、えっと、

　よ、よろしくおね、おねがいし、ます！」

　『おぉー、あのまふが挨拶を！』

　初対面の人相手に喋れたの初めてなんじゃない？

ま「う、うるさいですよ！」

　『それで、そっちの人は？』

？「､､､。」

96「あまちゅー！､､､あまちゅ？こうなったら､､､

　( ﾟДﾟ)オラァァァァァァァァァァァァァ！！」

？「ぶべらぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！

　いった！ちょっと96ちゃん！」

96「話聞いてへんからやろ！」

？「だって､､､。ねぇ、君たち何者なの？」

　え？

　『神原綾香と相川真冬だけど？』

？「いやそうじゃなくて､､､。」

　『知ってる。』

？「は？」

　『知ってるけどさ、先に名乗るのが礼儀なのでは？』

天「あ､､､。えっと、天宮翔太です。あだ名は天月だから

　あまちゃんとかあまちゅとかって呼んで。」

　『そうか天月。』

天「聞いてた､､､？」

　『さっきの何者なのかっていう質問だけど､､､』

天「スルーかよ。」

　スルーだよ。

　『推理ショーをしてあげよう。

　お金は取らないから安心したまえ。』

天「えぇ､､､？」

　『君はさ、君たちはさ、

　恐らくSクラスに行けるほど強いんじゃない？

　だけど行かなかった。

　なんでだろうね？』

天「な、なんでって､､､。ていうか、質問が違っ､､､！」

　『1、能力を使えない。

　 2、能力を使いたくない。』

天「､､､。」

　『3、めんどくさかった。』

天「､､､。いや、は？」

　『まぁ、そこはいいんだよ。そんな話は今してないしね。

　大事なのは君たちがSクラス同等またはそれ以上の強さを

　持つという点だ。

　天月。なんで能力かは知らないけど､､､

　他人の能力を知れる類の能力を持っているだろう？

　そういう能力は、相手より魔力量が多ければ相手の能力を

　見ることが出来る。

　自分と同じクラスになるやつの能力を知っておこうと

　思ったけど覗けなかった。そうだろ？』

天「なんで､､､！瞳だって赤くなってないはず､､､！って､､､

　あ、、、。」

　『自白しちゃったよ。

　瞳が赤くない､､､。あぁ。石を使ったのか。』

　確か魔石にそういうのがあった気がする。

　確か､､､。

「『覗石』」